Category Archives: Haiku Poem

黒いあいつ再び…

腰抜けそう腕を伸ばして薬まく こし ぬけそう うで を のばして くすり まく 殺虫剤まかれてカーテンに宙ぶらりん さっちゅうざい まかれて カーテン に ちゅうぶらりん また!ゴキ○リが出没しました。 小さめですがスピードと見た目の気持ち悪さは負けていないようです。 カーテンレールの上に出たのですが、遠くから殺虫剤をかけるとカーテンの裏に逃げて見えなくなってしまいました。 怖くてカーテンの裏を調べる勇気はでません。 布団たたきと殺虫剤を持ってウロウロしていると、美智子さんとのSkypeの時間になりました。 話をすると少し落ち着きました。 日本に来ているベンさんともお話をしました。 美智子さんとベンさんとのSkypeを終えると勇気が出て、カーテンをめくってみると… アイツは後ろ足がカーテンに引っかかって仰向けになり、曲芸のように宙ぶらりんでもがいていました。 私は躊躇なく更に殺虫剤をまき、退治できました。 また一つ、大人になれました。

Posted in Daily Sketch, Haiku Poem | 3 Comments

医療川柳4

頬の筋笑顔で痛んで称え合う ほほ の すじ えがお で いたんで たたえあう 私は仕事中、高齢者の方とかかわることが多いです。 彼らは本当にお茶目で、感情豊かです。 そして我慢強く、頑張り屋です。 あまり話さない方と関わっていても、目を開けてくれただけで嬉しくなります。 ようやく見せた表情の変化が、例え嫌悪の表情であっても、変化を示してくれただけで嬉しく思います。 (もちろん苦痛を示す表情を引き出すことは控えたいですし、なるべく笑顔を引き出すよう努力はしていますが) 普段はともかく、病院にいて患者さん達と関わると、自然と笑顔が滲み出てきます。 そのため仕事を終え帰る頃には頬が痛くなっています。 他のスタッフも同じような体験をしているので、お互い「今日もほっぺたが痛いね」と笑いあっています。

Posted in Daily Sketch, Haiku Poem | Leave a comment

医療川柳

秋風や優しく運んで自由な空へ あきかぜ や やさしく はこんで じゆうな そら へ 朝晩が涼しくなってきました。 季節の変わり目は体調を崩す方が多く、重症の方も多いように感じます。 亡くなる方もいつもより多いです。 まるで冷たい風が命をさらって行くようです。 今日も、あらゆる手段を尽くしても、限界がきて、徐々に呼吸は減り、心拍も小さくなっていった患者さんがいました。 そんな時、声をかけたり手足をさすると、それに応えるように少し心拍が戻る気がしました。 そして命の火は吹き消されました。 病院から帰る時、冷たい風が吹いていました。 せめて優しく天国に運んでくれたらと願いました。

Posted in Daily Sketch, Haiku Poem | Leave a comment

医療川柳

顔をあげ笑顔で向かう次の部屋 かお を あげ えがお で むかう つぎ の へや 病院で働いていると、生死に関わるいろいろな場面に立ち会います。良くなっていく患者さんをみると、とても嬉しくなります。でも、逆に悪くなって行く方や、突然亡くなる方もいます。 働いて一年目の時、担当患者さんが突然急変して、心肺蘇生をしても効果なく、亡くなってしまうまでの間、病室の前から離れられなかったことがありました。 その時私は先輩からかなり怒られました。ショックな気持ちも分かるけれど、他の患者さんもいるんだと。ああやってただ悲しむのが仕事なのか?自分の仕事をしろと。私ははっとしました。それからはひとまず悲しい心は別の場所において、仕事時間が終わってからじっくり向き合うようにしています。 今でもやりきれない時はあります。でも、次の患者さんが待っています。あの時の先輩の言葉を思い出し、気持ちを切り替え、患者さんの元に向かっています。 (この俳句には私の気持ちがこもっています。魂の句です。「顔をあげ」は単なる動詞ではなく、感情を押し殺し何とか勇気を振り絞っているという感情が込もっています。) A medical senryuu When I first read about Yukiyo’s experiences, I thought they sounded like a TV episode. I did my best to capture the drama and … Continue reading

Posted in Haiku Poem | Leave a comment

ネブ柳

虫の声か細くなりぬ明かり消す むし の こえ かぼそく なりぬ あかり けす 陽子 陽が落ちてしばらくは虫の声があたりに満ちてうるさいくらいですが、 だんだんと静かになり、細くりーんりーんとだけ聞こえます。

Posted in Daily Sketch, Haiku Poem | Leave a comment

Haiku Poem

sun-soaked sky dripping with warmth enjoying the moment Description: I’ve really learned to appreciate the summer since moving to the mainland. There’s no better feeling of a warm sunny day after enduring a long winter. I know they will soon … Continue reading

Posted in Haiku Poem | Leave a comment

医療川柳3

そこの米持って帰りと細き声 そこのこめ もってかえりと ほそきこえ 病気の後遺症で、声が出にくくなってしまった高齢の患者さんのお話です。 いつものようにリハビリを終えた後、 「お疲れ様でした。また明日来ますね。」 と挨拶すると、普段はうなづいてくださるだけなのに、何やら必死に訴えています。 声はほとんど出ませんが、口の形とわずかな息の音から、”そこにある米を持って帰りなさい”とおっしゃっているようです。 きっと彼女なりの精一杯のお気遣いなのでしょう。 もちろん近くにお米はありませんし、簡単に受け取るわけにもいきません。 でもお気遣い頂く気持ちは嬉しいので、 「お気持ちだけで十分です。私たちは○○さんが元気になってくださることが1番嬉しいんですよ。」 とお礼を言ってその場を去りました。 後でご家族にそのことを話すと、 「元気な頃から自分の家で育てたお米をいろんな人にあげるのが好きだったからね。」 とのことでした。 自身の体調が悪くてしんどいはずなのに、他の人を気遣う今の姿。 元気に農業を営み、毎日手間をかけ、丹精込めて作ったおいしいお米を、来る人来る人にあげている彼女の生き生きした病前の姿。 病気をしてたくさん変化があっただろうに、彼女の心の優しさは変わらないのだなと、胸が熱くなりました。。

Posted in Daily Sketch, Haiku Poem | Leave a comment

ネブ柳

夏惜しむ蝉の合唱ついに消え なつ おしむ せみ の がっしょう ついに きえ 陽子 A cicada chorus Holding on to the summer Disappeared at last

Posted in Haiku Poem | Leave a comment

Haiku Poem

colorful costumes hands up, then down, turn around that is Bon dance At the end of August was the Okinawan Festival in Kapiolani Park. Many people went to see and participate in the Bon dance. Some people even dressed in … Continue reading

Posted in Haiku Poem | Leave a comment

Haiku Poem

痛み来る狼少年物語り いたみ くる おおかみ しょうねん ものがたり 郁子 “it hurts!”, I say like that old tale – the boy who cried wolf – English by Chay Schiller Ikuko

Posted in Haiku Poem | Leave a comment