Author Archives: YokoKelley

ネブラスカの花の色

  
 
 
 ブログに載った素晴らしい写真のお陰で、いながらにして、今年の日本のさくら風景を楽しむことができました。

 そのお礼の意味で、裏庭のプラムの花が満開になりましたので、ご覧いただきます。

 プラムの日本語訳は「梅」ですが、木は梅の姿で、花は桜色といったぐあいです。花が咲き終わると赤紫の葉が秋の終わりまで茂ります。

 花を背景にすると、日常見慣れた小鳥達もうってかわって映えて見えるのは、“いとおかし”。 Continue reading

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大雪が降った春分の日

おおゆき が ふった しゅんぶん の ひ

 昨年(2005年)11月に雪が積もった時、ハワイの友人(皆さんよくご存知の方です)に、この分ではネブラスカでは3月までずっと雪の日が続くでしょうと、伝えたのですが、それは、まったくの大言壮語で、その後は雪が降らないばかりか、暖冬のため、春の鳥ロビンは早々と1月の末に渡って来たほどでした。しかし、自然はやっと重たい腰を上げ、期限ぎりぎりの冬の最後の日(3月20日)にドカ雪をもたらしてくれました。おまけに、一日では短すぎたのか、雪は次の日(21日)の春分の日も止まず、80年ぶりの大雪となり住民を驚かせました。メキシコ湾からの水分をしっかり吸い込んだ湿った雪のため、溶けるのがおそく、3月いっぱいは雪と共存することになりそうで、友人に言ったことは期せずして事実となりました。 Continue reading

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家を売る

 いえ を うる
 
  「家売ります」 House for Sale のサインが待つほどもなく「売れました」 Sold!  に変れば、まことに喜ばしいのですが、そうはいかないのが通常です。 「売家」のサインを立てて2週目になると、家公開モードで生活するのにも馴れてきました。買いたい人が何時見に来てもよいようにと、台所、浴室その他のカウンター上に物を置き忘れることのないようにし、ごみは溜めずにこまめに出すようにする等の細部は勿論のこと、季節が変って春になると、冬の間手入れを怠っていた庭の清掃が必要となってきました。電気ノコギリで枯れた植物を刈り取り、大きなビニール袋に集めるのです。スプリンクラーで散水を始める前に売れればと、密かに願っているところです。 Continue reading

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牛肉騒動に文化の違いを見る

  ぎゅうにく そうどう に ぶんか の ちがい を みる。

 2月25日、博多に住む母が電話で 「ノーフォークの牛肉包装工場が狂牛病の影響で閉鎖するというニュースが、こちらのテレビに出ていた」 と知らせてくれました。

 母は7年前、90才の時、ノーフォークを訪ねてきましたから、思いかけずネブラスカの小さな町の名をテレビで耳にして懐かしかったと言っていました。私もこの小さな町が日本のテレビで放映されたことに驚きました。

 興味深いのは、当のノーフォークでは牛肉包装工場の閉鎖のニュースは、もっぱら1,300人の従業員の失業の問題として受けとめられていることで、「狂牛病」についてはなんら触れていないことです。 Continue reading

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台所とあなどるなかれ、台所

 だいどころ と あなどるなかれ だいどころ
 
  約4ヶ月かけて台所改造が終了した機会に感想をまとめると、与謝野晶子風に 「台所とあなどるなかれ 台所」 となりました (与謝野晶子さんには深謝)。

 台所改造を思い立った時点では、台所の位置や広さは変えず、流し、キャビネット、カウンター、オーブンといった中味を新しくするだけであるから、短期間に終了するものと軽く考えたというのが本当のところです(費用については、勿論、深く考えました)。 全ての食器や料理器具を運びだす作業はけっこうたいへんだと感じたのですが、これはほんの序の口でした。 Continue reading

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ロビン

   
 1月31日、朝早くから声高に鳴くのはロビンにちがいありません。

 春の到来を知らせるロビンが1月の末に?と信じられないのですが、1月は最高気温が40度あたり最低気温が10度を下がらずと大変暖かったので、例年よりも約2ヶ月早くロビンが飛んで来たのも不思議でありません。

 しかし、春の鳥はやってきたものの、花がなにも咲いていないのはなにやら片手落ちの感じがします。

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家事情(2)

 いえ じじょう ( 2)
 
  夫と私がネブラスカ州に移る予定と知ると、ネブラスカに住んだ経験のある友人は、「家を買う際は地下室が直ぐ使える状態である事を確かめなさい」 ときっぱりとした口調で言いました。「なぜなら、竜巻がやってきたら、地下室へ避難しなければならないからです」 と付け加えました。

 友人の言う通り、竜巻銀座 (tornado alley) はネブラスカを通過しますから、ネブラスカでは地下室の無い家は考えられません。ネブラスカに住んで10年経ちますが、幸い竜巻の被害は経験していません。竜巻の直撃を受けた地域の写真をみると、地上の建物。その他一切は吹き飛ばされています。家々の地下室も周りの壁がのこっているだけですから、避難するだけでは安全でなく、毛布フトンで身体を防御する必要があるようです。 Continue reading

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家事情

 いえ じじょう
 
 アイダホ州に住んでいた時のことです。人口1400人余りの小さな町から、州都のボイシーの近郊の人口4万人の町に引っ越す事になりました。まずは住む所をと、不動産屋さんにあちらこちら見せてもらったのですが、最近建った家はどれも車庫が3つ付いているのには驚きました。車の販売量あるいは車を運転する人の数が急増加しているわけではないのですから、理由はただ一つ、各家庭の所有品の量が増加しているということです。量だけでなくサイズも大きくなっていることも確かです。購入したのは、運良く価格が下がったばかりの家で、この家も3つ車庫が付いていました。がらくたが車庫を占領しないうちにと、1つの車庫は、絵を描いたり彫刻をする夫のスタジオに改変しました。 Continue reading

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台所が新しければ…. 家が売れる

 だいどころ が あたらしければ…. いえ が うれる

 ことわざの「風が吹けば….桶屋が儲かる」では、出だしの「風が吹けば」から結末の「桶屋が儲かる」に到着するまで、砂ぼこり、失明、三味線、猫の皮、鼠 と5,6ヶ所は回り道をします。ところが、台所が新しければ、家が売れる 簡単に説明できます。同価格の2軒の家が売りに出されたとします。1軒目は2軒目より広いのですが台所が70年代に作られた古いもので、遅かれ早かれ改造を必要とします。2軒目は1軒目より小さいのですが、台所をそっくり新しくしたばかりとします。どちらが早く売れるでしょうか。
 
 台所の改造を決心したのは、レンジの掃除をしていた時です。レンジとカウンターの間の隙間をカバーする細長い金属片の拭き掃除をしていると「カランカラン」と音をたててはずれました。なぜかその時
「家が売れるか売れないかはキッチンとバスルーム次第」といわれるわけが納得できました。ホームセンターと呼ばれる大型店に行くとモデルキッチンがずらりと並んでいます。そこではオーブンは壁にはめ込み式になっており、レンジはカウンターと一続きになっていて、隙間もなく金属片も要りません。新製品がつくられるのはそれなりの理由があるのですね。
 

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あなたにとって「快適な間隔」はどれほど?

 あなた に とって、「かいてきな かんかく」 は どれほど?

 ここでいう「快適な間隔」は、週に何度ジョギングするか、などということではなく、顔を合わせて話す2人が保つ空間のことです。

 先日、かなり遠くからも買い物客がやってくる事で知られるスーパーマーケットの出入り口近くで、3人の婦人が立ち話をしている場面を見ていて思い当たるふしがありました。この3人は同年配に見受けましたから小学校か中学校の同級生で、スーパーマーケットで久し振りに会い情報を交換しているといった風情でした。何故、この3人組みに注意をひかれたのかといえば、3人が立っている場所は精算所と出入り口の間の最も狭いところであり、従って他の買い物客の通行の邪魔になっているにも拘わらず、3人は立っている間隔を変えないことでした。一度通りすぎた後、つい振り返って3人の互いの間隔が約3フィート(1メートル)かなと目算する気になったのには、訳があります。 Continue reading

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