Author Archives: YokoKelley

ネブ柳

いつの間に蝉鳴き止みし陰長し いつのまに せみ なきやみし かげ ながし 陽子

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ネブ柳

ハイビスカス残暑の陽光独り占め ハイビスカス ざんしょ の ようこう ひとりじめ 陽子 Hibiscus monopolizes Late summer sun

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枕詞と掛詞

先の「和歌の漢訳」の欄で「かかりことば」との語を書きましたが、あれは枕詞と掛詞がごっちゃになった結果で、私の浅学さが吐露されお恥ずかしい限りです。きちんと広辞苑をひいてみました。 「枕詞」修辞法のひとつ。特定の語の上にかかって修飾または口調を整えるのに用いる言葉。例「あしひきの」「ひさかたの」「しらぬいの」等。あしひきは「山」に、ひさかたは「天、空、日、月、雲」等に、しらぬいは「筑紫」にかかる。 「掛詞」同音異義を利用して一語に2つ以上の意味を持たせたもの。例「まつ」松と待つ。「秋の野に人まつ虫の声すなり」 とありますから、安倍仲麿の和歌の出だしの語「天の原」は「枕詞」でも「掛詞」でもないことになります。それでも漢訳されると「天の原」の語は消えてしまったことは事実で、私の言いたかった事はそのことです。

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和歌の漢訳

漢文や漢詩の和訳あるいは和風読みはしばしば眼にします。眼にするどころか、高校時代の漢文の授業では多い鍛えられたものですが、和歌の漢訳なるものを今回はじめて知りました。遣唐使の一人安倍仲麿の詠んだ和歌が漢訳されて、現在の西安(かっての長安)の中心にある公園に建つ仲麿公の記念碑に刻まれているとのことです。 その和歌とは百人一首でもおなじみの 『天の原ふりさけみれば春日なる三笠の山にいでし月かも』 記念碑に刻まれている漢訳は 『翹首望東天 神馳奈良辺 三笠山頂上 想又皎月円』 それを更に和訳すると 『首(こうべ)を翹げて(あげて)東天(とうてん)を望む 神(こころ)は馳す(はす) 三笠 山頂の上 又、皎月(こうげつ)の円(まどか)なるを想う』 元となった和歌とその漢訳を和風読みにしたものを比較して直ぐにわかるのは、漢訳には『天の原』の語句がない事です。つまり、和歌を詠む上で大切な約束事であるかかりことばは和歌が日本語以外の言語に訳されると消えてしまうということですね。

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ネブ柳

トマト終わりキュウリとオクラのびのびと トマト おわり キュウリ と オクラ のびのび と Tomatoes are gone Making room for cucumbers and okras to stretch

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ネブ柳

涼風に「毛布!」の一語浮かびけり りょうふう に 「もうふ!」 の いちご うかびけり Cool wind blows One word comes to mind A blanket!

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ネブ柳

清明説もんどり打ったは鬼のせい せいめい せつ もんどり うった は おに の せい 陽子 水やりの最中に派手にころんだのはホースにつまずいたからですが、照れ隠しに鬼に登場してもらいました 『今昔物語』によると「平安時代の陰陽師安倍晴明は、ある夜、師の賀茂忠行に従って下京方面にでかけました。清明がふと前方をみやると ’えもいはず恐ろしき鬼どもがこちらに向かって歩いてくる”のが見えました。他の供の者には鬼どもの姿は見えていません。師の忠行に告げると確かに鬼どもが近づいてくるのがみえます。師は「牛車の陰に隠れて、物音を立てぬように」と言い、方術を用いて、牛車の自分たちを鬼どもの眼から見えぬようにし、鬼どもをやりすぎした」。この夜の事件後、忠行は己の知るところの陰陽道の全てを清明に伝えたという。(夢枕 獏著「陰陽師」より)

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夏の読書は怨霊物を

怨霊の話に背筋もちょっと冷え おんりょう の はなし に せすじ も ちょっと ひえ 陽子 夢枕 獏著「陰陽師 飛天ノ巻」に掲載の鬼小町をよみました。 古寺の僧に老いた小野小町が怨霊となって取り憑くという話ですが、読んでいくうちに、屋外は96度(華氏)という暑さにも拘らず、なにやら背筋がヒヤリ。 小説の舞台は平安時代で、主人公は陰陽師 安倍晴明(おんみょうじ あべのせいめい)。怨霊物語も1500年も昔のこととなると、江戸時代物のおどろおどろしたところがなく、百人一首か源氏物語でも読んでいる気分。それでもやはりヒヤリとさせる著者の筆力はさすがです。

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ネブ柳 (英語俳句)

River, by Yoko K 陽子 洪水の跡くっきりと河浅し こうずい の あと くっきり と かわ あさし River, water is low Banks and bridges show Signs of last year’s flood ミズーリー河沿いの農家の人達は、昨年の洪水に続く今年の旱魃とダブルパンチを受けています。 Farmers along the Missouri River are coping with a double punch; last year’s flood and … Continue reading

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ネブラスカ桃

「えツ、ネブラスカでも桃が採れるんですか?」 暑い日中、知人がオマハ市内に住むお姉さんの庭の桃の木から採れたと、箱にいっぱいつまった桃を届けてくれました。 米本土で桃といえばジョージアピーチと言われるように、ジョージア州その他の南部の州で採れるものとばかり思っていました。 100度(摂氏43度)前後の暑い日がつづく今年がたまたま桃の豊作となったのかどうかたずねましたが、お姉さんはその家に引っ越したばかりとのことで、その点は不明。 日本の水蜜桃と比べると小さくて繊維が勝ってるのは確かですが、桃は桃。それに新鮮。有り難くいただいています。

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