Author Archives: IkukoSannomiya

今日の一句

営みでボタン満開花明かり いとなみ で ボタン まんかい はな あかり 郁子 With hard work bright peony flowers fully bloom. Ikuko

Posted in Haiku Poem | Leave a comment

今日の一句

啓蟄や寝たがり族は虫に無し けいちつ や ねたがりぞく は むし に なし 郁子 The long sleep ends and insect families hold no late risers. まさに野山は、桜々、花々で、花明かりです。3月5日は啓蟄で、冬眠たちの虫や動物が地面に出てきて、花の蜜を吸って、春だなあと感じます。 The mountains and fields, filled with flowers and cherry blossoms, are truly bright and colorful. The fifth of March is called … Continue reading

Posted in Haiku Poem | Leave a comment

今日の一句

足腰の痛み別物ごみを出す あしこし の いたみ べつもの ごみ を だす 郁子 Never mind my aching hips- it’s trash day. Ikuko

Posted in Haiku Poem | Leave a comment

今日の一句

投句する前を楽しむ私ぐせ とうく する まえ を たのしむ わたし ぐせ 郁子 Poems to submit I slowly prepare them my little vice. Ikuko

Posted in Haiku Poem | Leave a comment

水仙のこと

小さい時から、記念碑などを見ると、近づいて指で字をたどったり、 本を読んでも、内容だけでなく、文字を覚えるという、妙なくせのある私でした。 家事や家族の世話に、少し時間的な余裕が出来てから、 文化教室で書道を習うようになりました。 流麗な仮名の書道がやりたくて、書いていましたが、 もの足りなくなり、力強い漢字書道にも手を出しました。 書道教室では、仮名と漢字の二つは教えてもらえないので、 独学で漢字を練習し始め、昇段試験に出していました。 本部は神奈川県の座間市でした。 そして、調子よく上段へ上がってゆくので、試験を受けるのに、 雅号がいるということになりました。 私は水仙の花の持つイメージが好きで、翠仙という漢字を思いましたが、 あたりを見まわすと翠仙というのはたくさんあって、おこがましく思い、 平凡で楚々として美しい水仙を思いつき決めました。 原産地は地中海のものが広がり、日本では日本海の越前の海岸に、 寒いところですが、芽を出し、群生地で、今では観光地ともなっています。 行ったことがありませんが、とても印象に残っていましたのでつけました。 水仙という雅号も作って、もう一歩で師範にとどくところで、主人が大病をし、 病身の体を気づかって、昇段試験をお休みすることになってしまいました。 私は自然に群生している水仙が好きです。 自然の水仙には、雨や風にさらされても折れない しなやかで強いイメージがあるからです。

Posted in Daily Sketch | Leave a comment

今日の一句

日ざし伸びビルが動いて影消える ひざし のび ビル が うごいて かげ きえる 郁子 Sun stretches long and the buildings move shadows withdraw. Ikuko 高新柳壇2013年3月17日

Posted in Haiku Poem | Leave a comment

今日の一句

さかなでがここまで効いて満足日 さかなで が ここまで きいて まんぞくび 郁子 To come this far fighting to spite weakness wonderful day. Ikuko

Posted in Haiku Poem | Leave a comment

今日の一句

よぼよぼと敷石かぞえて今日暮れて よぼよぼ と ふせき かぞえて きょう くれて 郁子 Counting how many stones I have left the day is over. Ikuko

Posted in Haiku Poem | Leave a comment

川柳について

私の経験から、川柳について、少しお話しします。 川柳は、語彙(ごい)をたくさん持っていることが大切なことです。 揶揄(やゆ)や、比喩(ひゆ)をするのは、よしとされています。 ユーモアがあれば、風刺(ふうし)や、からかいの言葉が入っていてもよいのです。 調子が良ければ二十字以内で、句、読点はなく、 棒読みで言って十七文字が正常とされています。 しかし調子さえ良ければよいというものではありません。 ただ事実の羅列(られつ)をするのでは面白くありません。 小説も文芸。うそばかりです。川柳も文芸ですからね。 うそが入っていてもかまわないのです。 そして、大切なことは、推敲を何度もすることです。 Ikuko

Posted in Daily Sketch, Haiku Poem | Leave a comment

今日の一句

青息も吐息もないかぜ迷い雲 あおいきも といきも ないかぜ まよいぐも 郁子 Wind-blown clouds move without sighing or lament. Ikuko

Posted in Haiku Poem | Leave a comment