病院のトイレ

一つの病棟に患者は60人います。
しかし、60人の患者のトイレは3〜5つです。

単純計算で12〜20人で1つのトイレを毎日使います。
実際にはベッド上で動けず、オムツ対応の方もいますので
6〜10人で一つのトイレを使う程度かもしれません。

しかし患者は苦労なく

立ち、
ズボンを脱ぎ、
座り、
排泄し、
後始末をし、
また立ちあがり、
ズボンをあげ、
手を洗い、
トイレから出るまで

できるわけではありません。

これらの動作に介助が必要であったり、

時間が多くかかったりします。

病院の構造上の問題もあり

トイレの数もすぐには増やせません。

しかし、患者は日々トイレを待ち続けなければなりません。

これはとてもナイーブな問題に思います。

待って、というのは簡単ですが、

いざ自分がその立場になると。。。

いてもたってもいられませんよね。

環境デザインが実際の生活に適合していないのです。

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About UMIODA

~BIography~ 1986 福岡県北九州市 生誕 1999 北九州市立大蔵小学校  2002 北九州市立大蔵中学校  2005 福岡県立八幡高等学校  2009 県立広島大学 コミュニケーション障害学科 2009~ 横浜市で言語聴覚士として勤務中
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1 Response to 病院のトイレ

  1. YukiyoFujisaki's avatar YukiyoFujisaki says:

    私も何度もそんな場面に出くわしました。
    環境面の問題は改善を図るのも難しいし、時間がかかります。
    12月のナコスカンファレンスの議題の一つにしましょう。
    以前、陽子さんからいただいたご意見、ロコモ予防や、日本の家屋環境との関係についての話し合いもしましょう。

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