米国本土に住んでいると、「肉じゃが」を食べたいっという気になっても、材料をパッパッと集めて料理してハイっ出来上がりとは、簡単にいかないのが難点です。その理由はビフテキ好きの人ならよーくご存知のあの厚ーい肉!しゃぶしゃぶはもとより、日本料理ではなべて薄切り肉を使います。ところが、その「薄切り」の肉はこちらのお店では売っていません。一度ならずとも肉屋さんで薄く切ってもらえないか尋ねましたが、返事はきまって「いいえ」。肉切り器の刃幅を変えるだけでは?と思うのですが。いたしかたなく、厚ーい肉を買ったら、冷凍庫に入れておき、切り易く固まったら、包丁で薄く切るのですが、何しろ冷凍した肉ですから、肉を持つ指は冷たくなりますし、包丁もしっかり力をいれて切らねばなりません。先日、たまたま人差し指が痛かったのですが、20センチ長さの肉は半分切ってあきらめ、後の半分は後日にまわしてしまいました。そこで、肉の薄切りは今後もずっとやることでもありと、電動薄切り器を購入しました。今日は、その使い始め。さて、使ってみると、肉は冷凍でない方がよい(冷凍肉は滑って安定しない)、買ったら、両端、特に脂身、を切り落として、肉挟みにぴったり合うようにする、又肉の長さは7、8センチ以内でなければ肉挟みが使えない等がわかりました。といった次第で、初めての薄切りはしゃぶしゃぶには無理な出来でした。上手く使いこなすには、あれこれコツを見付ける必要がありそうです。

陽子さん
アメリカには薄切り肉が売っていないなんて、驚きました。
日本ではスーパーで売られている肉の8割は薄切りですよね。
薄切り機のおかげでしゃぶしゃぶを食べる機会が増えそうですね。
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こちらのスーパーでも過去には見なかった物件が目につくようになりました。例えば、豚肉を小さめに切ったものとか、薄切り(thin cut)の豚ロース肉と言った具合ですが、薄切りといっても1センチ厚さですから、生姜焼きに使うにはめん棒でたたいてもっと薄くしています。
昨日の夕食の肉じゃがに薄切り機初の肉を使いました。厚さはともあれ、表面が滑らかなせいか、包丁で切った肉にくらべて口当たりがよく、まずまずでした。
薄切り器でなく幸代さんの薄切り機の漢字が正しいですね。
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