ネブ柳
浮世絵師仮名なれども絵は永遠に
うきよえし かめい なれども え は とわに
文庫本「写楽 仮名の悲劇 (梅原猛著)」の裏表紙曰く「彗星のごとくデビューし、わずか10ヶ月で歴史の闇に消えた謎の画家写楽。. . 正体は誰か。. . 江戸浮世絵世界の秘められた謎に挑戦する、スリルとサスペンスにみちた梅原日本学の新展開」。歴史とミステリー、この2つが好きな私は迷う事なく購入。ところが、読み始めてみると、すいすいどころか、何度も既に読んだページに戻るを繰り返し、ついには、机上でメモをとりながら読む羽目になりました。なにしろ、日本文化、歴史、宗教に関する多くの論文の著者である作者は、多方面にわたる資料を駆使して文を進めて行きますから、文名や人名を書き留めておかないとたちまちこんぐらがってしまいます。といったわけで、写楽の正体が分かるのはかなり先のこととなりそうです。
