ヌービーごめんね

15年間も犬を飼わずにいるとこうなります、という話です。

日の暮れる寸前まで引越し荷物の整理を続け、夕食は元気つけに寿司でもと出かけました。帰宅して戸口を開けるといつもなら嬉しげに迎えてくれる犬のヌービーが入れ違いにさっと外へ飛び出しました。それと同時の挽きたてのコーヒーの匂い。

我々の不在中、ヌービーは台所のカウンターの上に置いていた挽きコーヒーを引き摺りおろし、家中に撒き散らしていたのです。

コーヒー粉は掃除機ですぐにきれいに吸い取り終わったのですが、問題はヌービーが簡単に家の中にかえってこない事です(外の気温は零下で一面の雪)。「ヌービー、大丈夫だから」と繰り返してやっと入ってきました。

15年間犬を飼わず、つい最近まではアパートで、出かける際は特に家の中の事に注意を払わず、戸口に鍵さえすれば安心、の暮らし方は改めなければと身につまされました。ヌービー、ごめんね。

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4 Responses to ヌービーごめんね

  1. NahoMouri's avatar NahoMouri says:

    ヌービー君 帰って来てくれて 本当に 良かったですね~~。  きっと 寂しかったんでしょうね。 家のプリンも お留守番している時に テーブルの上に置いてあった アップルケーキを ほとんど ホールごと 食べ散らかしていた 事があります>>。甘いものが好きでしたぁl。

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  2. YokoKelley's avatar YokoKelley says:

    甘いもの好きのプリンちゃん済まなそうにしていたでしょう? 雪の上に座ったヌービーは犬の遠吠えまで始めて、私達を「こりゃ、たいへん」とあわてさせました。

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  3. Dolce's avatar Dolce says:

    ヌービー君の遠吠え

    ご〜めぇえ〜〜ん〜〜〜ね〜〜〜〜ぅううう〜〜う〜

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  4. YokoKelley's avatar YokoKelley says:

    そうなんです。しかったりは全然しなかったのに、ヌービーはただひたすら恐れ入るばかり。 最後には「ヌービー、心配しなくていいから」なんて励ます羽目になりました。 けれど、夜はすーすー寝ていました。

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