Author Archives: YoshikoMouri

博多より春の手紙(4)

おやつは母の手作りに限る 子供は学校から帰るとすぐ「おやつ」と言います。かつてわが家の5人の子供たちにはよく手作りのおやつを与えたものです。戦中、戦後の物資不足の時代でもあり、当時のサラリーマンの給料では子供たちにおいしいものを腹いっぱい食べさせることは不可能でした。 おやつの材料を手に入れるためにタンスの中の衣類をリュックサックに入れ、農家に行ってカンショや小麦粉などと交換したものです。おやつの主流はふかしイモでしたが、たまにホットケーキとかドーナツを作ると子供たちは大層喜んだものです。 最近、不二家の不正が取りざたされ、店頭からは同社の製品が姿を消しました。他社の製品は並べられています。賞味期限を見ると3ヶ月先とか6ヶ月先とかになっています。これまでは一応信用して買っていたけれど、今度の不正発覚でどこまで信用してよいのか頭の中は混乱状態です。おやつはお母さんの手作りに限ります。子供と一緒におやつを作ることこそ子供と触れ合う大切な時間と思います。   2007年1月29日 朝日新聞  

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博多より春の手紙(3)

老化の防止に指先鍛えよう ワイシャツやブラウスの袖ボタンが簡単に留められますか。足のつめ切りがうまくできますか。電子レンジで温めた牛乳をこばした経験はありませんか。 年齢を重ねるごとに、全身の機能が目に見えて不器用になります。それでも人間は生きる為に、朝起き抜けから洗顔、着替え、整髪、朝食準備、後片付け、掃除、洗濯など色々な用事をし、一日中働いています。 厚生労働省あたりでは、年寄りの自立を盛んに奨励しています。脳のトレーニングや筋肉トレーニングです。それももちろん大切とは思うのですが、私の経験では手先をしっかり訓練すると、足とか弱った五官の手助けに随分役に立っているように思います。 両手の指先をそろえてすり合わせます。両手の指を折り曲げたり伸ばしたりします。両手が触れ合わないように体の前でくるくる回します。ぬれたタオルを力を入れて絞ります。「むすんでひらいて、手を打ってむすんで」の童謡を歌って踊るのも楽しいものです。要は毎日怠らず実行することだと思います。 2007.5.17 朝日新聞

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隈流俳句

日脚伸ぶゆっくり昼寝ひとり者 ひあしのぶゆっくりひるねひとりもの 義子 

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隈流俳句

ポンカンの艶よし味よし姿よし ポンカンのつやよしあじよしすがたよし (ポンカンは、南九州産) 義子 

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隈流俳句

名も形もユーモアうれしデコポンよ なもかたちもユーモアうれしデコポンよ (デコポンは、熊本産のみかんの一種) 義子 

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隈流俳句

窓開けて朝のおつとめちゃんちゃんこ まどあけてあさのおつとめちゃんちゃんこ 義子 

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隈流俳句

雪止みて日光射して宇宙は忙し ゆきやみてにっこうさしてうちゅうはせわし 義子 

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博多より春の手紙(2)

いい話 2題 その1 清水皮膚科に行くのにはタクシーを降りて階段を20段くらい上がります。左手で手すりを握り右手で杖をつきながらゆっくり登って行きます。皮膚科の入口ガラス戸を開けると待合室です。 その日は待合室に3才くらいの女の子とお母さんが腰かけていました。私が入口に近ずくと、親子2人はさっと立って入口のドアを開けて私を入れてくれました。私は「お嬢ちゃん、ありがとう」とお礼を云って座りました。普通の母と子の姿でしたが、私は、なんて素敵な親子でしょうと感心したのです。 その2 皮膚科の診察を終えて銀天町を歩いて行きました。穴井文具店には久しぶりに入って見て最初に驚いたのは、新しい文具類が山積みになっています。物珍らしくてきょろきょろしながら奥の方に進むと、店番の青年が一人。その辺にある箱に腰掛けて、買い物メモを青年に渡すと、便箋 封筒(大小3種類)糊 万年筆用インキ 筆ペン カード等 青年は店中歩き廻って品を揃え計算します。 そのあとタクシーを呼んでもらい外に出て待っていると、後ろに青年が立っています。私は「 タクシーが来るまで時間がかかるからお店に入ってください」と云っても青年は黙って待っています。私がタクシーに乗り、車が動く迄見届けてくれました。

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博多より春の手紙(1)

ブーゲンビリア、ハイビスカス、アンスリューム等、年中、花いっぱいのハワイを何時もいつもなつかしく思い出しています。 以前は二月はじめ頃が一年中でもっとも寒い頃と云われていましたが、近年は異常気象とかで、特に九州地方は氷の張る程の寒い日はまだ経験していません。ことしになって雪のちらつく日は、四、五日くらいだったようです。ただ北海道、東北地方、山陰(日本海沿岸)地方は、二月になってかなり積雪があったようです。 私は、朝六時半起床、南側のカーテンを開けます。薄暗い空に明けの明星が光っています。下弦の月も何度か見えましたが、二月に入って夜明けが早くなり、最近は、目の悪い私は明星が目に入らなくなりました。 私の居るところから太宰府天満宮は割合近くです。学問の神様として有名です。全国からの参拝客で年中賑わっています。殊に受験シーズンの今頃は大変な人出のようです。菅原道実の後追って京から移ったと云われる飛梅は今が見頃とか(テレビで見ました)。今は梅の花、どこでも満開です。 食事は三度とも食堂からの配膳です。三度の食べる事を心配しないで済むのはこんなにもラクな事かと毎日考えています。何しろ昨年夏頃まで食事のことが頭から離れなかったのですから…..。食材に変化、ソース、いろいろありで、食生活の改善は良かったと思っています。 午前中に予定仕事を片付ける事にしています。日当たりの良い日には夜具をベランダで干します。午后の昼寝では心地よく休めます。それと消エネルギーに一役買っているようにも思います。 年を重ねる毎に五官が随分弱りましたが、ホームの職員に助けて貰って、なるべく規則正しく暮らしたいと思っています。 義子

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博多より冬の手紙(3)

2月11日は建国記念日です。かっては紀元節と云っていました。各学校では式があって、「雲にそびゆる 高千穂の 高嶺おろしに 草も木も なびき ふしけん 大御世を仰ぎ見ること めでたけれ」 式では一同意味も考えないで歌ったものです。今頃の学校では、祭日休日は全部休校です。空港高速道路は人の波、離島でも田舎でもそろいの法被を着て踊りまくっています。 2月9日タクシーで清水皮膚科に行った帰途、銀天町まで歩いて行き、穴井文具店でいろいろ買いました。陽子さんの誕生祝いに良いカードが見つかりました。穴井文具店には久しぶりに行ってみて品物豊富で感心、時々見物に行こうと思ったことです。ただし、銀天町は年々人道りが減少。なにしろ大型店進出で小売店はたちゆかなくなったとか。しかし、文具店が残っていて安心しました。

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