Author Archives: YokoMKelley

Dr.Yoko Kelley ネブラスカ便り 94

今月の一句 洪水のニュースに地理知るミズーリー川 こうずいの ニュースにちりしる ミズーリーがわ News of flooding I learn the geography Of the Missouri River 陽子 6月に入ってからテレビはミズーリー川の洪水を連日報道しています。6月10日の時点で水深は洪水レベルを2フィート超え、低地の高速道路は通行止めになりました。。ミズーリー川の洪水のニュースを聞いた当初は、日本の大津波に驚いたばかりのところに、今度は大陸の真ん中のネブラスカの洪水?と合点がいきませんでした。しかし、地元の人にとっては初耳というわけではないらしく、テレビのニュースは洪水の進展状況を伝えるばかりで、何故こういう事態になったのかはわかりません。 そこで、googleでミズーリー川の地理から学ぶことにしました。ミズーリー川はモンタナ州の西方に位置するロッキー山脈に発し、支流から豊かな水量を集めつつ北ダコタ州へ東進後、南ダコタ州へ南進、ネブラスカ州とアイオア州の州境を作ってカンサス市に至り、そこから再び東進し、ミズーリー州都セントルイスで北からのミシシッピ川と合流、以後メキシコ湾まで南進します。 オマハ市は勿論のこと、北方のスー市、南方のカンサス市、いずれもミズーリー川の水運のおかげで発展、これらの町の発展にともなって数箇所にダムが建設されたのですが、モンタナ州、両ダコタ州では、この冬の積雪に加えて、春季の大雨でどのダムも満杯で放水せざるを得なくなりました。その結果、ミズーリー川沿岸の町は洪水、となったのです。 これで、洪水の原因はわかったのですが、どうもあれこれ納得がいきません。大雪大雨があれば、ダムからの放水は避けられないとわかっているのに、何故、洪水レベル以下に家や農地の存在が許可されているのかです。しかし、テレビのニュースではそのことにはふれません。どうやら、個人的に情報を集めるしか方法はないようです。

Posted in Haiku Poem, Nebraska便り | Leave a comment

Dr.Yoko Kelley ネブラスカ便り 93

うららかな春の朝、オマハ市の裏通りといった感じの静かな通りを車を走らせていました。坂を上りきって下りかけた時、ピンクの大木が目に入りました。木蓮の花!2階建ての小さな家ならすっぽり入りそうな大きさです。 不思議な事に、昨年までオマハ市にこんなに沢山の木蓮があるとは知りませんでした。ピンクの花の咲く木はどれも観賞用のリンゴ(flowering crab apple)と思っていました。 Google で検索してみると、木蓮は2千万年以上の古い植物で、蜂が発生する以前から存在し、種の交配はコガネムシ類がしていたので、そういった虫の重量に耐えるほど丈夫に出来ていて、また、岳(がく)と花弁の区別がない、とあります。 広辞苑によると、木蓮は中国原産で約4メートルの高さとありますから、我々が現在目にする木蓮はかなり改良されたもののようです。木蓮はメキシコ湾に面するミシシッピ州の州花でもありますが、中国からはるばる北米南東部まで渡ってきたのは何時のことでしょう。

Posted in Nebraska便り | Leave a comment

Dr.Yoko Kelley ネブラスカ便り 92

17年前の雑誌 ネブラスカ経由で日本に帰る 電子メールのおかげで日本に居る4人の兄とは瞬時にしかも4人同時に手紙のやりとりが出来るのはまったくありがたい事です。先日も何かの連絡事項があって電子メールを出したのですが、ついでに、新しいキルトの案を書きました。テーマは「開国」で、近晴の「武州潮田遠景」に描かれた黒船をアップリケかなにかで入れてみたいのですが、この絵(木版画でしょう)について、ある週刊誌で長兄の著書の書評が掲載された際にも使われていました と書き添えたところ、即、長兄から返事のメールがきて、うかつにもその書評のことは知らなかったと言ってきました。実は、この週刊誌は1993年発行のもので、その当時は私達夫婦はワイアナエに住んでいましたが、 母が、日本のニュースはあんまり届いていないだろうと送ってくれたものなのです。すぐに長兄に週刊誌は一冊そのまま送りましょうと約束しました。5日後に堺市在住の長兄から嬉しく読んだとのメールがきました。 ところで「黒船」といえば 狂歌「泰平の眠りをさます上喜撰たった4はいで夜もねむれず」がよく知られていますが、読む度この作者はよくぞ落ち着いていられたものと感心せずにはいられません。

Posted in Nebraska便り | Leave a comment

Dr.Yoko Kelley ネブラスカ便り 91

名古屋市に住む兄から12月3日「磁気バイオフォーラム」とよぶシンポジウムで「磁気プロトニクスの理論と応用」と題する講演をおこなったので参考までにと、講演のテキストをメールでおくってきました。この兄は名古屋大学工学部の名誉教授なのですが、退官後も退官前と変わらずどころか、専門の電子磁気の分野でいっそう忙しくしています。 講演題目を読んだ直後は、難解(ちんぷんかんぷん)!と恐れをなしたのですが、副題の「2050年100億人地球社会への準備―食糧問題 水問題 エネルギー問題 環境心身の健康問題グリーンイノベーション ライフイノベーション」に目を通して、これはがんばって読んでみようという気になりました。 兄は、これまでも折にふれて、磁石(磁気を帯びた石)の植物への影響については、写真をメールで送ってくれていましたが、理論的な裏付けがあるのだとは考えていませんでした。この理論面は私が説明するより図で読み取っていただくほうがずっとわかりやすいでしょう。 それよりも、磁気を応用した食糧生産がなぜ重要な課題となっているのかの説明が身近に感じられました。 すなわち、現在の食料生産は単一種の生物を密集的短期的に大量育成多量収穫する大規模生産制となっていますが、これは個体の脆弱化を招き、免疫力は低下し、感染症に罹患しやすい、すなわち「ハイリスク ハイリターン」の生産様式です。そこで、新技術として近代農林水産技術における「個体の活性化技術の開発」が急務になっています。その新技術の一つが磁石の応用であるわけです。 兄は、三重県鳥羽市の鳥羽湾沖の菅島で採掘されている橄欖岩(かんらん岩)が磁性を帯びていることを発見しました。菅島を所有する鳥羽市では菅島磁石を地域振興に役立てることを検討しているとのことです。このシンポジウムの参加者は文部科学省関係者や東海地域の大学のみならず、自治体、企業からもあり、関心の高さがうかがえます。

Posted in Nebraska便り | Leave a comment

Dr.Yoko Kelley ネブラスカ便り 90

一箇所、上がり! 11月20日に引越し、うかうかしてると一週間経ってしまいそうです。 昨日、やっと台所用品の片付けが終わり、一箇所、上がり! 台所用品で最も手こずったのが、冷凍冷蔵庫の中身の移動でした。「えーッ、こんなに詰っていた?」。ドアーの裏側のちいさな棚もなかなかの曲者。冷凍品はともかく重く、小分けして運ぶのが安全。 食品で車のトランクは満杯でしたが、幸い、気温は零下で溶ける心配はせずにすみました。 この家の周りは3方がかなり急な上り坂になっていますが、ヌービーは、庭で吼えると自分の声がこだまするのが面白そうです。

Posted in Nebraska便り | 3 Comments

Dr.Yoko Kelley ネブラスカ便り 89

落ち葉掻き . . 燃えろよ 燃えろよ 落ち葉掻き. . .    そしておいしい焼き芋 残念ながら住宅街ではどちらも過去の夢となってしまいました。 テレビで「信じられない事に去年のいまごろは雪が降っていました」と言っていますが、このところ、雪が降らないばかりか、結構な秋日和が続いています。そうなると、家の裏手の雑草や枯れ松葉をきれいにしようという殊勝な気持ちにもなろうというもの。 オマハ市ではそういった庭のごみ類は、決まった紙袋に入れておけば、他のごみと一緒に収集してくれます。ほくほく焼き芋は出来ませんが、ごみ処理の問題に悩まなくてもよいのはありがたいことです。

Posted in Nebraska便り | 2 Comments

Dr.Yoko Kelley ネブラスカ便り 88

締め切り前の助っ人 22日、やっと【東京国際キルトフェスティバル】 の作品応募申し込み書を郵送しました。30日が締め切り日ですから、迷いつつも大枚はたいて特急 便にしました。 絹のコートをほどいてベッドカバーにしようと始めたのは3月末で、以後のらりくらり進めていたのですが、キルトフェスティバルの知らせを眼 にした8月から、突然、真剣になり、ともすると根をつめがち。 そこで、助っ人に登場してもらいました。昨年、刺し子に熱をあげていた頃、手指の腱鞘炎になりましたので、その苦い経験を繰り返さぬよう、今回は手のサポーターを両手にはめ、ちょっとでも指が痛くなれば貼り薬を貼り、糸の切り端は紙テープにペ タペタ塗りつけて手間を省くなど工夫をしてみました。幸い、腱鞘炎にはならなかったようです。

Posted in Nebraska便り | 2 Comments

Dr.Yoko Kelley ネブラスカ便り 87

Grant Woodの壁画とSquirrel Cage Jail (リス小屋牢屋) オマハから東へ、ミズーリー川を隔てた隣町 Council Bluff (カウンスルブラフ)へ行ってきました。 そもそもの目的はその町の庁舎(court house と呼びますが、実際は裁判所というより役場)にアイオワ州出身の画家Grant Woodの描いた壁画が復元され、一般に公開されたとのニュースを耳にしたからです。 Grant Wood は「American Gothic」の画で有名になる前、1927年、アイオア州に建設された4軒のホテルの広間に壁画を描きましたが、壁画はホテルの取り壊しとともに忘れられていました。丁度一年前、オマハから北一時間ほどのスー市の美術館に、そのうちの一軒のホテルから救出された壁画を見に行きました。その壁画は残念ながらすっかり退色していましたので、カウンスルブラフの壁画は少しはましかなと検分に行ったわけです。 庁舎内の見上げる位置にかざられた壁画は色こそはスー市のものよりはっきりしていますが、本物の壁画ではなく複製とのことで、期待を裏切られたような気がしました。 壁画よりも興味があったのは、庁舎の前のレンガ造りの建物でした。この建物はSquirrel Cage Jail(リス小屋牢屋)。1885年建設で1969年まで実際に使用されていたのですが、内部は円形の巨大な鳥かご状で床が回転するようになっています。最少数のスタッフで管理できる効率良い牢屋をねらったものですが、どうも、今後、回転レストランへ行くのはためらわれます。 ところで、町の名前 Council (評議会)Bluff(絶壁)は、Lewis and Clarkの両名がジェファソン大統領の命令で米大陸の西方探検でこの辺りに到着した際、Otoeインディアンの首長達と会談したことと、ミズーリ川両岸の絶壁状の地形に由来しています。 また、カウンスルブラフはPottawattamie(ポタワタミ)郡に属してます。ポタワタミはPotawatomiとよぶインディアンの名前からきており、これはKeepers of the Council Fires(会議の間の火の番人)を意味します。

Posted in Nebraska便り | 1 Comment

Dr.Yoko Kelley ネブラスカ便り 86

今年は、レタス このところ2,3日毎に夜間の雷雨が続いていますが、昨夜は大風も伴っていて、オマハ市内のあちらこちらで大木が折れ、屋根、車破壊の被害が出まし た。 今朝、鉢植えの野菜の状況は、と調べてみましたら、幸いにも被害なし。ついでに、とうが立ち始めたレタスを3本茎から切ってこの分は終わりとしまし た。もう一種のレタスはもうしばらく収穫できそうです。 出来の良かったレタスにひきかえ、トマト、キュウリ、オクラは昨年、一昨年に比べてパッとしません。違いといえば、アパートのベランダから、露地に 変わったことですが、コンクリートのベランダは夜間も熱気を保つ点がトマト類にはよいのかもしれません。 極零細野菜育てながら、豊作、不作を経験させてもらっています。

Posted in Nebraska便り | 1 Comment

Dr.Yoko Kelley ネブラスカ便り 85

有害植物との戦い 先日、赤紫の花が咲く植物がマスクアザミと呼ぶ有害植物であり、またこの植物のことで昨年市から注意がきたと知って、ゆっくり花を楽しんでいるわけにはいかなくなりました。 グーグルで調べてみると、この植物は種で増えるとのこと。園芸業をやっている知人に相談すると、専門家に頼んで薬で処理する事 を勧められました。そうなると家主さんに連絡せねばなりません。そうしている間にも種になってしまうのではと気がせいてきます。 そこで、今日、根元から刈り取ってしまうことにしました。生育旺盛なこのアザミの茎の大きなことは驚くばかり。また、びっしりついたトゲは容赦なく刺さってきます。一時間余かかっ て、ともあれ刈り取りましたが、雑草の常として、2倍にも3倍にも増えて戻ってくるのではと、まさに戦々恐々でいるところです。

Posted in Nebraska便り | 4 Comments