義母トミさんのこと

主人のお母さん(中村トミ)は他界していますが、京都市左京区下鴨で私達夫婦(中村修三 美智子)は両親の家の近くに住んでいてよく会っていました。私達の家の前は京都市の綺麗な桜並木でした。主人は男4人兄弟の3番目です。母は大正生まれで、当時の名前で京都府立第一高等女学校を卒業し、明るく趣味が広くお付き合いの多い女性でした。明るいのみならず、約75年前に両親が創立した会社を人間力のある社交性で信頼を得ました。昔はよく使われ現在ではあまり使われない言葉「内助の功」という言葉を超えていることも特筆します。トミさんと私は一緒に出かけたり、家で母の趣味の茶道や謡曲をしたり、いろいろな経験からくる知恵を話してもらったりしました。ピアノをトミさんに教えてあげて私のお弟子さんの発表会にも出演しました。良くも悪しくも、京都の古いお人の出来事なども話してくれました。可愛いお顔のトミさんは、悪い事実を話してくれた後には「怖いえ。神さんが見てはるえ」と締めくくりました。そして「美智子さん おたべ」とお茶とお菓子をいただいて私は自転車で家に帰りました。今、トミさんのお形見の指輪をペンダントヘッドにする為に宝石屋さんに頼んでいます。宝石の周りの金属は私の結婚指輪を使います。トミさんと主人の大切なお守りになります。出来上がったら写真を投稿します。楽しみです。(中村美智子)

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