料理に黒胡椒が必要な時、少量ならば胡椒が入っているミル(grinder)を数回まわせば用が足りますが、小匙4分の一以上の分量をミルで挽くとなるとかなりの力が必要となり、つい少な目の胡椒ですませがちです。テレビの料理番組ではクック(chef)さんたちは皆容器にいっぱい入っている胡椒を惜しげもなく使っています。その秘密を知りたいと思っていましたら、或る料理番組で、コップ半分程の胡椒粒をコーヒーミルでと砕けばよいとの説明がありました。なるほどと、それ以来コーヒーミルのお世話になっています。
先日、テレビで、黒胡椒を惜しげもなく使えるようになったのは近来のことで、それもブラジルに移住した日本人の力あってのことと知り驚きました。ブラジル移住の日本人は最初野菜を栽培していたのですが、アマゾン川を船で遠い町まで輸送すると着いた頃には野菜は売れる状態ではなくなっていました。その後、第二次世界大戦があったりと数々の苦労の末、胡椒生産にたどり着いたとのことです。ブラジルの地は胡椒生産にあっていて、世界中に輸出するようになりました。このテレビ番組では、日系人が農場でブラジルの緑化(reforestation)にも尽力している事実を伝えていました。
黒胡椒にちなむ話に心を打たれていたところで、黒胡椒とパルメザンチーズのビスコッチ(Parmesan and black pepper biscotti)というレシピーが目にとまりましたので早速作ってみました。甘みをぐっと控えたビスコッチで、なかなか結構なお味です。
