Haiku Poem



busy fishing boat
almost destroyed by fire
now rests peacefully

In 1975 there was a very bad fire on the boat but it did not sink. The owner abandoned the ship so the state of Hawaii took over. It spent 20 years in the Kehi harbor. In 1997 local Hawaiian politicians planned to sink it in International waters. Atlantis heard about their plan and bought the boat for $1.00! After cleaning it, Atlantis spent $360,000! It was sunk in 1997 and shortly after it sunk a storm caused the top deck to collapse. In about another 15 years it will probably be a big, flat pile of rubble.







火災船今や魚の住処なり

かさいぶね いまや さかな の すみか なり


 1975年にハワイ島の近くで、大変な船の火災が起こりました。船は、日本の漁船でした。その被害は大きなものでしたから、船の所有者は修理をしないで放棄しました。修理費用がかさむからでした。そこで、ハワイ州が船を引き取って、オアフ島まで引っ張ってきました。そして、20年ぐらい、ホノルル空港近くのケイヒラグーンという港に、そのまま放置していました。火災船はぼろぼろになっていました。また、その船は、醤油をたくさん積んでいた為、醤油が船に染み込み、醤油の強い匂いを放っていました。


 そこで、1997年にハワイの政治家が、この船を国際海域に沈めることを計画しました。国際海域に沈める場合は、船をきれいに掃除しなくてもよいからでした。丁度その頃、オアフ島のアトランティス潜水艦の会社が、もう一隻、沈没船を購入する計画を立てていました。それで、アトランティスは、人工漁礁として再利用する目的で、その船を1ドルで買いました。その後、船を大々的に掃除しました。ハワイ州の海に何かを沈める為には、厳しい法律に従わなくてはなりません。結局、船を沈める前に、アトランティス潜水艦会社は36万ドルかけて修理しました。当時の日本円にして2960万円です。沈めてから2年か3年経ったころ、大きな嵐のせいで、甲板の2階の部分が崩れてしまいました。15年が経ち、海底の沈没船は瓦礫の山と化しています。そして、今では、魚たちの快適な素晴らしい住処となっています。


– Jim Woodhull
– Japanese by Jim Woodhull and Nakamura Michiko
– Photo by Kiko Woodhull



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