米国ニュース小話 . . 数字に見る家族構成の変化


外で働くお父さん、家の世話をするお母さん、それに子供達というのが伝統的な家族構成でしたが、いまやそのような伝統的な家庭で育つ子供は全体の20%足らず、そのかわり、親は離婚しているか未婚、また家族は半分あるいは全く血の繋がらない、いわば他人で構成されている。


        1970年と2013年の調査結果を数字で表すと以下のごとくになります。

伝統的家族構成  40%   19%
既婚成人     72%   51%
母は未婚      5%   41%


この記事はAARP magazine June/July 2014に掲載されています。

AARPは THe American Association of Retired People 米国退職者協会の略で、人口の高齢化と共にかなりの会員数を誇り、連邦議会への影響力も強いとされています。

この雑誌は、ベービーブーマー Baby Boomers(1946年から1964年のあいだに生まれた人)が年金受給の年齢に達したのを機会に社会の変動をテーマにした特集を掲載中です。

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2 Responses to 米国ニュース小話 . . 数字に見る家族構成の変化

  1. 1970年、伝統的家族構成が、40%というのは、少し驚きです。

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  2. YokoKelley's avatar YokoKelley says:

    記事には数値だけ掲載され、対象(母集団)についてはふれていませんので、これらの統計結果は全国的に集計したデータをもとにしたものだと思います。大都会と私の住んでいるオマハなどの地方都市とは、おそらく差があるでしょう。とはいえ、それも推測ですが。

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