この掛け時計は37年前(1977)ホノルルのダウンタウンに建ったばかりのChinese Cultural Plazaで買いました。日系の多いイハワイではイギリスで(せっかく!)身につけた英語は受け入れられなかっ為、同じくダウンタウンにあるHawaii Pacific College (今はUniversityですね)に通ってアメリカ英語のアクセントを学んでいたのです。ある日通りかかったお店でハワイ州の浮き彫りのある時計が目に留まり、ちょうど、夫ノーマンがワイアナエで小児科を開業したところでしたので、記念に求めました。
派手な見栄えでもない小型の時計ですが、買ったそのお店は長続きせず間もなく閉店、時計の材料は今では禁じられているコアの木で出来ている等、小さいながらも種々の歴史を経ています。又、小型であるがために、数度の引っ越しにも生き延びたようです。
現在は19年振りに再度、私医院を開業したノーマンの診察室の壁に掛かっています。勿論、患者さんからのコメント少なからずといったところです。
