言語聴覚士についてお話しします。
日本の言語聴覚士が国家資格になったのは1997年です。
他のリハビリ専門職と比べると32年も認定が遅く、日本では言語聴覚士を知らない方も多いと思います。
日本での有資格者は現在、約2万2千人います。
言語聴覚士になるためには法律で決められた教育課程を受ける必要があります。
最短でも2年間学校に通う必要があります。
私は2年制の学校を卒業しましたが、履修科目がとても多いため、なかなか大変でした。
言語聴覚士の働き口は、病院、老人介護保健施設、デイサービスセンター、特別養護学校、補聴器メーカーなど多岐にわたります。
言語聴覚士の仕事は主にコミュニケーションに関わる事や摂食嚥下(飲み込み)に関わるリハビリです。
高齢化が進む日本では、加齢や病気による嚥下障害となる方が多くいます。
まだまだ言語聴覚士が足りない現場が多く、今後も需要がある職業だといえます。