幸代さんへ


実は、私が、こんなことが分かる理由は、単なる好奇心でした。最初に、「醍醐味」という古典的な表現を生徒から学びました。普通の使い方は、例えば、「スペインでの留学で、私は、スペイン語を勉強する醍醐味を実感することが出来ました。」意味は、本当の面白さ。

それから、好奇心から、醍醐の意味を調べました。現代では、普通は、「ギー」と呼ばれると思います。バターを加熱して、固形部分を除いた物です。インド料理でよく使われています。昔、仏教の教えでは、醍醐の味は一番美味い味とされ、ここから、この表現が生まれました。大悟も仏教の用語ですので、この川柳の語呂合わせは面白くなると思います。大悟は、全ての坊さんの目指すもので、物事の本質・真理を悟って執着心・煩悩を断ち切り、吹っ切れた心境になることです。

写真は、婚約者のジャネルが作ったギーです。私は、それを少し口にして、「醍醐を作ることの醍醐味」ということを実感しました。では、全てに醍醐味があるとすれば、醍醐にある醍醐味がもっとも純正だろうと思いました。さあ、大悟みたいじゃないかと思って、川柳を詠み出しました。


醍醐作りの醍醐味や大悟のか

チェイ

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1 Response to 幸代さんへ

  1. YukiyoFujisaki's avatar YukiyoFujisaki says:

    チェイさん
    なるほど!!大俉はお坊さんのことなんですね。
    ありがとうございます。

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