新しい病院に勤め始めて3週間ほど経ちました。
最初は病院内で迷うし、時間の流れも、システムも、何もかもわからず心細い思いをしました。
だんだんと、スタッフや患者さんとお話できるようになってきたところです。
リハビリに関しても、ようやく勘を取り戻してきました。
経験者である、というプレッシャーもありました。
なかなか状態が良くならない患者さんに関しては、自分が正しく関われていないから患者さんの状態が改善しないのではないかと思い、自分を責め、悩みました。
ご飯も十分喉を通りませんでした。
そんななか、同僚や、上司の方が声をかけて話を聞いてくださったり、食事にさそってくださったりしました。
きっと私の焦りや不安をすごくわかっていてくれたんだと思います。
そして今日、とても嬉しいことがありました。
始めて担当した患者さんで、入院してから状態が悪化し寝たきりとなり、それが原因で飲み込みの機能が低下していた方が、始めて昼食を完食することができたのです。
最初は意識もないため口腔や顔面のマッサージや、とにかく意識を改善するために様々なリハビリをしました。ようやく意識がはっきりとしたところで、ゼリーを3口ほど食べれるようになりました。徐々に改善してきましたが、一つのゼリーを、ベッドの上で、30分かけて食べさせてあげなければならない状態が長く続きました。
そんな経過をたどった方が、とうとう椅子に座り、自分で食器とスプーンを持ち、昼食を平らげたのです。
もちろん手の運動機能も衰えていますから、こぼしたりしてきれいな食べ方とはいえません。
でも、本当に頑張って食べてくださったことが、とても嬉しかったです。
そして、少なくとも、自分が介入したことが、患者さんの回復に良い影響を与えたと確信しました。
スタッフルームに戻ってそのことを上司や同僚に報告すると、みんな自分のことのように喜んでくださいましたし、少し涙さえ浮かべて喜んでくれました。拍手をしてくれた方もいました。
本当に嬉しく、これからの励みになるできごとでした。
みんな、私がぶち当たっていた壁が、一枚崩れたのを感じてくれたようです。
わたしも、今日は本当にぐっすり眠れそうな気がします。
ようやくスタートがきれたという感じです。
見守ったり、応援してくださった周りの方に感謝して、何より患者さんのために、これからも頑張ります!!