今朝8時ちょっと過ぎ、廊下を遠慮がちに歩いてくるヌービーの足音を耳にしました。
「(既に)5時に出たのにまた出たい?」とつぶやきながら玄関の戸を開けたとたんに目に入ったのは、赤い光を点滅させたパトカー。おや、事故、それとも誰か病気?眠気もすっかり覚めて、よーく見ると、家の直ぐ前の道路には黒っぽい車がずらりと並び、その中にひときわ目立つ白い車にはSTATE TROOPERのサイン、そして筋向かいの家の車庫の前にはFBIの文字の入ったジャケットを着た人が4、5人立っています。
しかし、ものものしい雰囲気にもかかわらず何事も起こりそうにありませんので、いつもの通りのモーニングテイーを作りゆっくり窓辺にもどって来ると、2人のFBI捜査官が黒い車になにか詰め込んでいます。一人は3個の額縁、もう一人は写真機か映写機らしい物を2台ほど。
その向かいの家には毎週金曜日の夕方、3、4台の車がやってくるのには、今の家に引っ越して来た直後から気はついていましたが、特に騒音をたてるでもなく、ポーカーかブリッジとかのカード遊びでもするのだろうとそれ以上は考えていませんでした。
それが今日!静かな住宅街での早朝のFBI手入れ捜査!
捜査の的は何であったかは推測するほかありませんが、野次馬根性を充分満足させる出来事でありました。
そこで、ネブ柳を一つ、秋深し隣は何をする人ぞ をもじって
春浅し向かいの人はなにをした
陽子
おそまつでした。
陽子さん
怖いですね。FBIが来るなんてよっぽどなんでしょうね。
気になります!!
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これは後日談といったところです。この辺りで何か解らないことがあれば、いつもはお向かい(これは東側、問題のは南側)の仲良しの老夫婦にきくのですが、お二人はイースター休みでアイオア州の娘さんのところに行っていて、帰宅したのは万事終わってからでした。帰宅したのを確かめて、あずかっていた郵便物をもってこのご夫婦の所に行き、一部始終話しましたら、ドンと胸を叩いて詳細を調べるとこを請け合ってくれました(言うまでもなく、事件を見逃したのは返す返すも残念と嘆いていました!)さて、翌日、奥さんが早速報告にやってきました。どうやら、私は山場を見過ごしたらしく、その1時間前に例の家の住人はFBI捜査官により庭で(!)身体検査を受けたとの事(他の住民の目撃談です)。それから判断すると、麻薬関係の捜査らしいです。蛇足ですが、その朝はかなり冷えました。その中で身体検査とはと、お気の毒な気もします。それから、捜査官がなぜ額縁を押収したのか、これはいまだ謎です。
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すごいですね。映画の中のような話です。
陽子さん達をふくめ、周囲の方々に何も悪影響がなくてよかったです!
それにしてもどの国にもご近所の事情通はいらっしゃるものですね。笑
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