唄を口ぐさんでいると歌詞のなかに「せきれいの翼…」という言葉がでてきました。せきれいとは孔雀や鳳凰にも似たなんとも美しい響きの言葉です。しかし、実はどんな鳥か知らずに歌っていたことに思い当たりました。
手近かにある和英辞典でせきれいを引いてみるとwagtailとあり、尾を上下に振るところからその名がついたもので、更にBirds of North Americaという鳥の本によると、ワグテイルは種類に依っては夏期にアラスカの西端に飛来するが、主としてアジア大陸の沿岸に棲むとあります。
挿絵をみると長さ17、8センチ、腹部が黄色以外はどちらかと言えば地味な鳥で、孔雀のような華麗さとは縁がなさそうです。広辞苑をひいてみると漢字では鳥に昔(せき)と令(れい)と組み合わせた字で、どうやら和製漢字のようです。スズメ目の小鳥で、いしたたきとも呼ばれ、おしどりと同様に夫婦の仲の良さを象徴する鳥とあります。
この唄は題も知らず、歌詞もうろ覚えです。何かの機会に全曲に巡り会えばいいのですが。