博多より春の手紙(3)



老化の防止に指先鍛えよう


ワイシャツやブラウスの袖ボタンが簡単に留められますか。足のつめ切りがうまくできますか。電子レンジで温めた牛乳をこばした経験はありませんか。

年齢を重ねるごとに、全身の機能が目に見えて不器用になります。それでも人間は生きる為に、朝起き抜けから洗顔、着替え、整髪、朝食準備、後片付け、掃除、洗濯など色々な用事をし、一日中働いています。

厚生労働省あたりでは、年寄りの自立を盛んに奨励しています。脳のトレーニングや筋肉トレーニングです。それももちろん大切とは思うのですが、私の経験では手先をしっかり訓練すると、足とか弱った五官の手助けに随分役に立っているように思います。

両手の指先をそろえてすり合わせます。両手の指を折り曲げたり伸ばしたりします。両手が触れ合わないように体の前でくるくる回します。ぬれたタオルを力を入れて絞ります。「むすんでひらいて、手を打ってむすんで」の童謡を歌って踊るのも楽しいものです。要は毎日怠らず実行することだと思います。


2007.5.17 朝日新聞

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