ここ数日、「Amber Room] というタイトルの本を夜遅くまで読みふけって、翌朝後悔する を繰り返しています。
4年前(2003)、「20年の紆余曲折を経て、Amber Room の複製ついに完成、St. Petersberg (サンクトペテルブルグ)創始300年に合わせて」との記事に出会いました。琥珀の装飾品が好きで、見るとつい買ってしまうのですが、その琥珀で作った部屋とは聞き捨てになりません。この「琥珀の部屋」の一部始終を語った本「Amber Room」がペーパーバックで出ましたので買いました。
事の始まりは1701年にプロイセン王フリードリッヒ1世がバルチック海の特産品である琥珀で部屋を作ったのですが、15年後に王位を継いだフリードリッヒ ウィルヘルム1世はロシアと友好関係を結ぶため、「琥珀の部屋」が気に入ったピョートル大帝にこれを贈りました。40年後、琥珀の部屋は数段と大規模になってエカテリーナ女帝宮殿に備えられ、それ以後世界の8番目の名所とたたえられたのですが、1941年第2大戦中、ナチスドイツの手で発祥地のプロイセンに持ちさられてしまいました。
プロイセンは大戦末期、大爆撃を受け、「琥珀の部屋」が展示されていた城は全滅。ところが、城の地下深くに隠した、あるいはドイツ南部に避難したという説もあり、終戦時の混乱も手伝って、行方は謎のまま。と、本のここまで読みました。本はロシアの公文書の探索、プロセインの歴史、バルチック海の琥珀の由来、琥珀の工芸技術と内容は細部にわたっています。
