自分の受け持ち患者さんでターミナルの患者さんがいました。次、大きい出血をすると難しいであろうといわれてる方。リスクはあるけれど、残りの時間を家で過ごしたい。
在宅へ戻る支援をするのがまだまだ慣れていない自分。段取りを把握しきれてないんだな。正直、今までそういうことは師長さんや先輩たちに依存して受け持ってた。どこか一歩踏み込めない自分でした。逃げか? でも、自分の受け持ち患者さん。逃げたくない。何とか早急に在宅へ戻す支援をしていきたい。早くしないと、今を逃すと、肺炎や出血で帰れなくなるだろうと予測できていたし。
自分が積極的にやらないで誰がやる。師長さんや主任さん、先輩看護師、ドクターに聞いて聞いて、資料作って考えられるだけの事をやってみました。夜勤帯に自分が入るので、その日の日勤受け持ちの後輩にメモ残して、吸引など指導してもらいました。忙しい中、私が毎日ウザイくらいメモ残してたことをやってくれた後輩たちにも感謝です。そして先日退院されました。しっかりした方やったからスムーズに技術習得もはかどり、考えられる最短コースで帰れました。よかった。
チームのありがたさを感じました。そしてチームでやっていくっていう大変さも感じました。分からないところは聞きながら全部自分が関われたら簡単だけど、そういうわけにもいかない現実。自分のいない日にその受け持ち患者にやってもらいたいことを他看護師にどう伝えていくべきか。みんなで共通認識できるようにするにはどうしていけばいいか。今回そこが反省です。課題だね。よーし、頑張れ、とろみどり。