ネブ柳


零下続く
Dave’s Cafe を 再開す

れいかつづく デイブのカフェを さいかいす

 

アパートの下の階の住民だったデイブさんは、2月の末、再婚を機に家を買って出て行きました。

自然の緑地帯に面したこのアパートが気に入って引っ越してきて以来8ヶ月余り、デイブさんがせっせと小鳥やリスの餌の面倒を見てくれたおかげで、上の階の私たちもおおいに楽しみ、お礼にあげたカードに、「Dave’s Cafe と呼ぶことにしました」と書きました。

引越しのきまったデイブさんには、「小鳥やリスのことは心配しないで、続けて面倒みます」といったのですが、不思議なことに、デイブさんが凝った造りの餌箱を取り外したその翌日、気温が上がり春がやってきて、小鳥たちはどこかへ飛んでいってしまい、リスも姿を消してしまいました。

しかし、好天気は長続きせず、零下の予報がでました。かくして、前もって買っておいた餌を塀に下げて、Dave’s Cafe の再開店となりました。零下10度あたりの天気はだんだん暖かくなってきています。こちらの心配をよそに小鳥やリスは何事もなかった如く、せっせとやってきています。

This entry was posted in Haiku Poem. Bookmark the permalink.

Leave a comment