お茶の入った箱をおおっている熨斗紙は、赤と金の水引を水彩画風にサッサっと画いたもので(右下)、新鮮な感覚でこれもいいなーと眺めているうちに、なにか足りないっという気がしてきました。
そこで、別の熨斗紙(右上)を持ち出して並べてみると、熨斗が印刷されていません。 ということは、右下の紙は熨斗紙ではなく、水引紙とでもいいますか。
広辞苑で「熨斗」の項をひいてみると、本来は、細長くたたんだ色紙の中に干して薄くのばした鮑をつつんだものだったのです。何故、鮑であったのか不明ですが、のばして使ったところから「永続」「おめでたい」の意を表したようです。
手持ちの、印刷ではない熨斗と水引きは引っ越しで居所不明になりましたので、オマハにある日本物品店でひょっとしたら見つかるかもしれないと行ってみましたら、予想していたよりも立派な熨斗袋が手に入りました。左上の金銀の水引は、鮑結びで、熨斗の上には松竹梅まで加って賑やかです。