ネブラスカ東北部の町ノーフォークから、南東へ車で約2時間のオマハに引っ越しを決めた元はと言えば、夫に新しい仕事先が見つかったからです。
ところが、ノーフォークの家が売れた一方、肝心のオマハの仕事先のビル建築が大幅におくれ、どうやら、ノーフォーク勤務をしばらく続けることが必要となりました。
夫は車の運転は苦にしないからと、オマハ、ノーフォーク間の通勤を決めました。

今は、携帯電話という便利な機器がありますから、連絡に不自由しないものの、その操作がしばしば事故の原因となることが懸念されました。 夫は、先端技術に詳しい若者に相談して、Bluetooth (ブルートゥース)とよぶ機器を入手しました。 耳にはめる部分が歯の形に青く光るところからそう呼ばれています。手を使わずに電話出来ますから、車の運転は格段に安全となります。
先日、ニューヨークタイムズに、このBluetooth に関する記事が載っていましたので、興味を持って読みました。記事の内容は、他のハイテク機器と違って若者に受けていないのは何故か、手が自由になるから、ゴルフをする中年男性に人気がある、あまりにもテレビ番組の 「スタートレック」 の登場人物のようだといったことに終始し、車運転の安全については一言触れているだけなのには、意外な気がしました