♪ 蛍の宿は川端柳・・・ ♪ と歌い、日本では時節的にも稲が青く育つ頃なので、自然に蛍と水田とを結びつけて考えていました。それで、アメリカ北部中央平原にある家の庭さきに、蛍がそれも一匹二匹ではなくたくさん飛び回っているのを見た時は、驚くと同時に大変嬉しく、毎夏の楽しみのひとつになりました。
光る部分から察するに日本でみる蛍より大きく、また、川面や稲穂すれすれに飛ぶのでなく、上へ上へと時には屋根よりも高く舞いあがるところが違っています。
7月4日の独立記念日の夕方は、近所の子供たちの(おとなたちも)打ち挙げる花火と互角の戦いでした。加えて、たまたま嵐が近ずきつつあるため、雲間には稲光が走り、見わたすかぎりの光の競演をたのしむことができました。