うららかな春の朝、オマハ市の裏通りといった感じの静かな通りを車を走らせていました。坂を上りきって下りかけた時、ピンクの大木が目に入りました。木蓮の花!2階建ての小さな家ならすっぽり入りそうな大きさです。
不思議な事に、昨年までオマハ市にこんなに沢山の木蓮があるとは知りませんでした。ピンクの花の咲く木はどれも観賞用のリンゴ(flowering crab apple)と思っていました。
Google で検索してみると、木蓮は2千万年以上の古い植物で、蜂が発生する以前から存在し、種の交配はコガネムシ類がしていたので、そういった虫の重量に耐えるほど丈夫に出来ていて、また、岳(がく)と花弁の区別がない、とあります。
広辞苑によると、木蓮は中国原産で約4メートルの高さとありますから、我々が現在目にする木蓮はかなり改良されたもののようです。木蓮はメキシコ湾に面するミシシッピ州の州花でもありますが、中国からはるばる北米南東部まで渡ってきたのは何時のことでしょう。
