Dr.Yoko Kelley ネブラスカ便り 87


Grant Woodの壁画とSquirrel Cage Jail (リス小屋牢屋)

オマハから東へ、ミズーリー川を隔てた隣町 Council Bluff (カウンスルブラフ)へ行ってきました。

そもそもの目的はその町の庁舎(court house と呼びますが、実際は裁判所というより役場)にアイオワ州出身の画家Grant Woodの描いた壁画が復元され、一般に公開されたとのニュースを耳にしたからです。

Grant Wood は「American Gothic」の画で有名になる前、1927年、アイオア州に建設された4軒のホテルの広間に壁画を描きましたが、壁画はホテルの取り壊しとともに忘れられていました。丁度一年前、オマハから北一時間ほどのスー市の美術館に、そのうちの一軒のホテルから救出された壁画を見に行きました。その壁画は残念ながらすっかり退色していましたので、カウンスルブラフの壁画は少しはましかなと検分に行ったわけです。

庁舎内の見上げる位置にかざられた壁画は色こそはスー市のものよりはっきりしていますが、本物の壁画ではなく複製とのことで、期待を裏切られたような気がしました。

壁画よりも興味があったのは、庁舎の前のレンガ造りの建物でした。この建物はSquirrel Cage Jail(リス小屋牢屋)。1885年建設で1969年まで実際に使用されていたのですが、内部は円形の巨大な鳥かご状で床が回転するようになっています。最少数のスタッフで管理できる効率良い牢屋をねらったものですが、どうも、今後、回転レストランへ行くのはためらわれます。

ところで、町の名前 Council (評議会)Bluff(絶壁)は、Lewis and Clarkの両名がジェファソン大統領の命令で米大陸の西方探検でこの辺りに到着した際、Otoeインディアンの首長達と会談したことと、ミズーリ川両岸の絶壁状の地形に由来しています。 また、カウンスルブラフはPottawattamie(ポタワタミ)郡に属してます。ポタワタミはPotawatomiとよぶインディアンの名前からきており、これはKeepers of the Council Fires(会議の間の火の番人)を意味します。


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1 Response to Dr.Yoko Kelley ネブラスカ便り 87

  1. NormanKelley's avatar NormanKelley says:

    Hey! These pictures look great! Where have I seen them before? ka naa?

    Like

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