Dr.Yoko Kelley ネブラスカ便り 67

アメリカ合衆国の大統領選でバラク.オバマ氏が当選しました。カトリック信者のケネディー大統領、離婚歴のあるレーガン大統領と、それまで大統領に なるには障害といわれていたタブーが次々と破られてきましたが、アフリカ系アメリカ人が大統領になるとは、投票したアメリカ市民自身が驚いたというのが正直なところではないでしょうか。オバマ氏が稀有な特質を備えていてはじめて可能であったとしか考えられません。

ネブラスカ州で際立っていたのは、州全体でいえば、マッケイン氏(共和党候補)の勝利でしたが、オマハ地区ではオバマ氏が圧倒的な強さをみせたことで、これはかなり珍しい事であったらしく主なテレビ番組でもニュースとして取り上げていました。

オバマ氏の人気に危機を感じたオマハ地区のある共和党の下院議員候補は、「大統領はオバマ氏に、下院議員は 私に」と思い切った運動を展開、それが功を奏して当選しました。投票日と翌日は都合よく穏やかな天気でしたが、その後は急速に冬型の気候になっています。

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