以前、東洋医学における冬の養生法を書きましたが、
今回は、春の養生法を述べたいと思います。
〇 黄帝内経素門第2『四気調神大論』
・春は冬の間かくれていた全てのものが芽を出し、
活動的になりはじめる時期で、陽気の多くなる時期。
・少し早起きをして、朝庭に出てゆったりと歩き、
心身ともにのびのびと活動的にすごすと良い。
→朝の散歩が良い
・この春の気に逆らって、静かに沈んだ状態でいると病気になる。
(春に神経痛・皮膚病や体のだるさ・のぼせ・不眠を訴える人がいるが、
この場合、適当に運動して陽気を発動させてやると直る。)
・もし、春になって活動しないと、陽気が沈んだままとなり、
夏でも汗が少なく冷え症になる。
→春活動的に過ごすことで、夏の調子がよくなる。
春は活動的に過ごしましょう。(^^)