ドルチェとの思い出

ドルチェと出会ったのは、大学2年の時でした。初めて見た時、「ふさふさしてかわいい犬!」と思いました。

ナコスに行くと、たいていドルチェがいました。今日のリボンの色は何だろうーと会うのが楽しみでした。

ドルチェをなでていると、なんだか落ち着きました。寝そべっているドルチェはなんだかモップのようでした。かわいかった。

ドルチェは、かわいいらしい顔をしていて、意外とシビアでした。私のあげたおもちゃに見向きもしない!

そんな態度をとられたって、私はドルチェが大好きでした。

美智子さんの腕に抱かれているドルチェは幸せそうでした。いつも、当たり前のように、そばにいました。

とっても大事で、空気のような、当たり前の存在がどこかに行ってしまう事は、一番辛いことかもしれません。

こういう時は、やっぱり楽しく過ごした日々や、思い出が大切なのだろうな、と思います。

きっと、ドルチェはみんなにたくさん愛をふりまいて、そしてたくさん愛をもらったのではないかと思います。

私の心の中には、ふさふさした毛を揺らしながら、かわいいリボンをして、のそのそ楽しそうに歩いているドルチェの姿がいつまでも消えずに残り続けると思います。

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