ショッピングセンター出合った光景で、印象に残っているのは、店に備え付けの電動車椅子に乗って、買い物を楽しんでいる、おじいさん、おばあさんの屈託のない表情です。擦れ違う人達に手を振り、笑顔で挨拶をします。
センターの中では、危険な場所も無く、人との交流もあり、色々の品物を見るだけでも気分転換になる。レストランもあるので疲れたらお茶でも飲み乍ら一休みする。とにかく店全体がゆったりとした雰囲気です。
ノーフォークから隣の集落に行くのには、東西南北ともに車で1時間、農地の真中を1本道が延々と続く。両側の小高い土地には、収穫を終えたトウモロコシの茎と葉が、俵型の束ねられて、あちこちに転がっている。放牧の牛の群れが何十頭か何百頭か、数え切れない程、丘陵地いっぱい、雪の中で寝そべっていたり、動いたりしている。
裸木が丘の彼方に行儀よく並んでいる。鷹が時折り並木の中から飛び立つ。渡り鳥が夕焼けの空を横切る。
十年の回顧