中秋節

 
 今日は、台湾の休日の一つ、中秋節についてお話しします。中秋節は、九月にあります。台湾では農暦 、日本では旧暦 の八月十五日、満月の日です。

 中秋節について、台湾では、次のように言い伝えられています。

 昔、空には太陽が10個ありました。暑さのために大勢の人々が亡くなりました。そこで、ある男の人が、太陽を9個を弓矢で打ち落としました。 人々は、その人に感謝して、彼を王にしました。 ところが、権力を得た男は、次第におごり高ぶっていきました。そして、ついには、人を殺すようになりました。 また、自分が死ぬことを恐れた男は、不老長寿の薬を神様から買ったのです。 人々はそれを知ると恐ろしくなり、その男の妻に文句を言いました。 そこで、妻は、不老長寿の薬を一人で全部食べてしまいました。 すると、何と、妻は月の方へ飛んで行ったのです。 それで、妻は、今でも月にいるのです。その日が、中秋節になりました。中秋節は、人々がその女性に感謝を捧げる日です。
 

   
 
 私の家では、毎年、父方の祖父母の家で中秋節のお祝いをします。その日は、祖母と母、そして叔母達が料理を作ります。夕方、親戚が集まってきま す。みんな何も持ってきません。 台湾の習慣です。家族と親戚合わせて15人くらいが集まったところで、大きなテーブルにお料理を並べて食事をします。お酒 は飲みません。
 
 食事が済むと、私達は月を眺めておしゃべ りをしながら、お茶と柚子やムーンケーキを食べます。私達は10時頃までこのようにして、満月の夜を楽しみます。

 柚子と文旦は呼び名が違うだけで同じものです。また、祖父母は、いろいろな種類のムーンケーキ を用意しています。どこかのお店から買ってくるのではなく、毎年、祖父母の友人から届けてもらっているようです。
 
 最近では、バーベキューをする家庭も増え ています。
 
 
私の日本語参考資料 日本むかしばなし

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