Monthly Archives: September 2001

■2001/09/10 (月)

朝の稚内は雨。秋雨前線が活発になり、周辺地域は大雨洪水警報が出ているよう。
今日から列車の旅に戻る。
雨で何も見えない窓の外をぼーっと眺めていると、
列車がとある駅についたまま動かない。
「大雨により、信号が赤になっています。しばらくお待ちください。」とのこと。
よく見れば確かに風はないものの、強い雨がずっと降っている。

が、10分くらいで復旧。もう大丈夫だと思っていると、またもや
音威子府駅で停車。
「この先への復旧のメドはたちません。」
なんてこったい!この旅もずっと調子よく来ていたのに
ついに不運が!

一時はバスで代替輸送という話も出たが、結局60分遅れで雨は小康状態になり
運行が再開。計画にゆとりがあったので、最終目的地の札幌には予定時間に到着。
(しかし本場旭川でラーメンを食べ損ねる。。)

みなさん、旅をするときは時間に余裕を持って計画をたてましょう。(教訓)

Continue reading →

■2001/09/09 (日)

今日は、網走～稚内という、約350キロ区間を走るため、
朝5時30分に出発した。オホーツク海を右目に北西へ進路を取る。
ひたすらまっすぐで、左目に湿原、草原が続く。国道に沿って
何かが走っていると思いきや、なんと野生の馬が群れをなして
雄壮に走っているではないか。これには2人とも大感激。ありのままの
自然だぁ～～～!!!!

ほどなく、カニ水揚げ量5本の指に入る紋別市に到着。
ここで「かに番屋」というカニが3000円で食べ放題というすごい店に。
ありったけの殻の山を作って食べたが、まんぷくになる前に、カニの
身の甘さにしつこくなってしまい、ギブアップ。8000円分くらいは食べた。

さらに車を北上させるとドッチの料理ショーでも有名な興部の牛乳でつくった、
牛乳ソフトクリームを食べる。ほんっとに、「ぎうにうぎうにう」した味で
かつしつこくなく、日本一うまいソフトだと思った。

平均時速80キロで宗谷岬を超えた私達は、無事レンタカー返却期限の
午後5時に間に合って稚内に到着。
なんか明日は天気が悪そう。台風に刺激された秋雨前線が活発になって
北海道上空にいすわっているらしい。。

Continue reading →

■2001/09/08 (土)

朝食は、釧路の有名な和商市場で「勝手丼」を食べる。
丼とご飯だけをまず買って、市場内をうろうろして気に入った海の食材を
好きなだけ丼にのせていく。だから勝手丼。約1000円～1500円。

腹を満たしたところで、お次ぎは厚岸の「カキ(牡蛎)めし」を買いに、
海沿いをとばす。12時頃に厚岸駅に着き、お目当ての弁当を探したが、
すでに売り切れ。今日はもうこれだけとのこと。せっかく広島から
きたんじゃけぇ、お願いします。と頼んだが×。

ブータレながらオホーツク海沿いの網走に向けて北上を開始。
標津、中標津、別海を中心としたこの地域は牧場がやたらと多く、
人の数よりも牛の数が多いと言われるくらいに多い。
ちょっと車を牧場に寄せてみると、茶髪の珍客に20頭くらいが柵の
周りに群がってきた。何か言いたそうな目をして鼻息が荒い。食事の
じゃまをするなと言っているのかな?

牛の群を観察しつつ、更に北上し、網走の東となりの斜里町にある
2本の滝が美しい「オシンコシンの滝」を見学。

夜7時前に網走に着いた。冬の流氷とニポポ人形以外に夏は何もない
こじんまりとした市だった。夜はケンチキですます。

本日の走行約270キロ也。

Continue reading →

■2001/09/07 (金)

今日からいよいよレンタカーを使っての移動!(ランサーセディアセダン)
帯広からまずは、お決まりの「幸福駅」へ。前行ったときよりも
整備されていて、きれいだった。
でも駅舎は相変わらず名刺や定期券など自分の名前を残そうと、紙がびっしり!

あとは道なりに釧路まで一直線!釧路湿原展望台は「地球が奥にも丸く見える」
といわれたので行ってみたが、くもりでかつ霧が発生。。道東と言えば「霧」
やからしゃあないか!とあきらめてすぐに市内のホテルに入った。

夜は今まで、おいしいけど高いものばっか食べてきたので、
セイコーマートの弁当で軽くすませた。

本日走行は約180キロ。

Continue reading →

■2001/09/06 (木)

今日はうちの大学でお世話になっている先生が、たまたま帯広近くの
本別町で「病院ボランティア養成講座」の講演をされるそうなので、
帯広空港で合流して本別町国民健康保険病院を見学させてもらった。

リハビリテーション室には、私がなろうとしている言語聴覚士(ST)の専用リハ室、
つまり言語訓練室はまだなく、主に理学療法をするための設備が整っていた。
病院の事務長に、3年後はぜひ、STを採用するようにとアピールをしつつ、
先生の講演を聞いた。

「病院が患者さんを待つのでなく、病院から患者さんに出向いていく」
ことが地域医療には必要で、病院ボランティアは、病院と病院外の橋渡しを
してくれる重要で、これからの医療には不可欠なのだ!ということがわかった
またまた勉強になる1日でした。

Continue reading →

■2001/09/05 (水)

栗山の見学を終え、同じ大学の友人と合流して苫小牧より
電車でいざ、えりも岬へ!
日高ケンタッキーファームで有名な沿線は、北海道ではどこにでも見られる
牛ばかりでなく、競争馬を育てている地域があるということで、馬の
放牧も見えた。なんともすごい光景。馬の放牧を見ると、やはり日本では
ないような気がする。

感動的な光景を目にしつつ、バスに乗りついでようやく、えりも岬に到着!
バスを降りたとたん、髪の毛が一瞬にしてオールバックに!!!
なんともすごい強風、そしておみやげ売店でエンドレスで流れる、
森進一の「えりも岬」。岬の先端にはアザラシがお昼寝中。
そこで食べた「ツブ丼」(←北海道ではあわびをツブと呼んでいる)
はコリコリとした食感のツブがたっぷりでおいしーー!800円なり。

えりもを後にするとICHIRO十勝平野の大都市、帯広へ。
夜は帯広名物の「豚丼」を食す。ちと油身が多いがうまかった!

Continue reading →

■2001/09/04 (火)

今日は、施設見学のために札幌から約１時間に位置する
栗山町へ行った。ここは日本の福祉先進地域としても
名高く、いま宝塚に導入されているエコマネーの日本の発祥地
でもある。

こじんまりとした駅前の通りは電柱がない。なんと電線を地下に
埋めたのだそう。電柱がないだけでこれほどにまできれいな景観に
なるんだ、と実感。

そして総合福祉センターにてイベントに参加させてもらったり、
特養の見学をした。

夜は私のために、うまいもんを食わしちゃろう、ということで
新鮮な焼きほっけなどをごちそうに。

みんなもちろん町の職員（公務員）として働いているが、
いつも仕事が終わるのは２２時や２３時だそう。
これだけ働いているのだから町の人との信頼関係も
しっかりと築けているわけで。。
やっぱ健全な町は、職員のやる気が違うなあと実感した
MAZIMEな１日だった。

Continue reading →

■2001/09/03 (月)

朝に函館朝市に。活気があって客引きもうまい!
その中にある「道南食堂」へ朝飯を食べに。
有名人がよく来るみたいで写真が所せましとならんでた。
おいしかったけど、朝飯で1700円もかけたのは初めて。。

昼には駅弁で有名な森駅の「いか飯」と長万部駅の「かにめし」を
同時に食す。。んん、うまい。

夕方に札幌に到着ですぐさまススキノへ。
さすが道内1の繁華街だけあってすごい。
ススキノでもぼったくり防止条例が発令され、
悪質な客引きは全くいなくなった。

安心しつつ、カップ麺でもご存じ、「山頭火」ススキノ店へ。
うわさ通りのトンコツ塩味のうまさに感激。おいしい旅はまだまだ続く。。。

Continue reading →

■2001/09/02 (日)

函館!新潟から青森、青函トンネルを通ってついに
北海道に上陸!

ひさびさの北海道は、涼しい。ってか、函館山に登ったら
寒いのなんの!!半そでバカは俺だけってか。
でも風が強いぶん、景色は最高!都会によく出るガスもなくて
澄んでいてとてもきれいだった。

夜は居酒屋で海鮮丼を食す。。

Continue reading →

■2001/09/01 (土)

北海道へ向けてついに出発！行きは北海道の遠さを
知ろうと全部電車でアプローチすることにした。

名古屋でみそかつを食べ、熱海で温泉旅館の
荒れ果てた廃虚をレンズに収めつつ、
若者であふれる渋谷で人の多さに酔いながら
「もんじゃ焼き」を初挑戦。「ゲ○みたい」という
人の気持ちがわかった。でもお味は美味♪おこげがおいしいのだ。

夜は新宿から夜行に乗って新潟まで。ぐっすりと眠れそうだ。。zzz

Continue reading →