自分の受け持ち患者さんをストレッチャーへ移動介助する。
１人では無理なので、他の看護師に協力を求める。
同期の子 （といっても、私よりもおねいさんなベテラン看護師） に手伝ってもらった。
最近午後から熱が出る患者さんで、体支えると今日も…。
「ん？ なんか体熱いな、熱ありそうだなこりゃ。」 と独り言で言った。
帰ってきてから、氷枕当ててクーリングしよう、氷枕忘れそうだな ＜(￣▽￣；）
と考えながら病室を出る。

患者さんと帰ってきて、再び同期の子とベッドへ移動介助。
「よし！ 〇〇さん。 氷枕もってきますね。」
と話しかけると、同期の子が去り際に

「氷枕一つそこ置いといたよ。」

ベッドに目をやると氷枕が。

「え？！ マジですか？！」

めちゃめちゃ、君、気が利くよ！！
私の独り言を聞いてたんやね （T△T）
仕事がたくさんある内は、この一個の氷枕を作るのも手間になる。
感動したよ！ あんたのような気の利く女を目指すよ！！

と、ヒートアップした私の前をクールに去っていった。
かっこいーーー