今日は日勤看護師も多くて、受け持ち患者数が少なかったので、自分の患者さんに力を注げました。1人は、「離床を図っていかないと！」 と思っていた患者さん。

 いつまでもベッドに寝てるだけでは筋力低下にもつながるし、ストレスがどんどん溜まるし、せん妄のリスクも上がる。主治医に確認して、バルーンカテーテル （持続的に袋におしっこが溜まっていくように膀胱まで入っている管のこと） を抜去。でも長期で管が入っていたせいもあって、6時間経っても自尿がない。導尿 （一時的に膀胱まで管を入れて人工的に排尿させる方法） を施行。６時間出てないわりに尿量が少ない…。ご飯は毎食ほぼ全部食べてるけど、水分は薬飲むときしか飲んでないと本人が話されたので、水分摂取促していこう、排尿パターンチェックしていこうと看護計画に追加。さてさて今後おしっこ出るかな…？？

 そして、車椅子へ移動介助。

 本人も、「車椅子に乗りたい。」と言っておられたので、是非今日は乗車させたかった。不思議と、ベッド上坐位になるのと、車椅子に乗り坐位になるのとでは、顔つきが全然違う。車椅子の方が顔つきがしっかりとする。奥さん待ってたけど、来なかった…。この姿を奥さんに見せたかったぁぁと個人的に思う。

　先生にもベッドサイドリハからリハビリ室でのリハに変更してもらうよう相談したから、明日か明後日から出棟できるかな？　どんどん離床を促していくぞ！　でもその一方で、疾患についても考えておかないと…と肝に銘じる。この患者さん、一度は回復期に移行したけど、すぐ脳内で出血して緊急オペになりました。内服してる薬とかも、もっと意識しておかなければ。患者を全体から捉えるというのは難しいです。

　でも、今日は受け身看護じゃなく積極的に頑張った！かな？と自己満足しています。