メゾン・ド・ヒミコという映画のDVDを見た。ずっと見たかった映画。
主人公の柴崎コウのところにオダギリジョー演じる男が訪ねてくる。オダギリジョーはゲイの老人ホームに柴崎コウにバイトに来て欲しいと頼む。実はそこには小さい頃別れた,柴崎コウの父親が居るという話。ちなみにオダギリジョーは父親の恋人。
話の内容はあまりなじみのない設定なのだが,とても淡々としていて,生活感のある映画だった。そして生き方は色々とあり,立場によってそれを受け入れられる人もいれば,受け入れることを許せない人がいることがよく分かった。人生とは簡単じゃないな,と考えさせられる映画だった。
でもでも,相手の近くにいれば,その人の背景や気持ちがわかるし,共感せずにはいられない。ただただ,近くにいることの大切さも感じた。