今日も準夜勤で、お昼過ぎに病棟に行って情報収集をしていると、横の方で…
「あ、先生そこにいる。○○先生って言ってみて☆」、看護師の声。
「…○○先生。」、おじさんな声。
「ん?誰だ??」 と思って、振り向くと…
そこには気管切開をしていた患者さんが車椅子に乗っている。
「○○先生。」
「…○○先生。」、おじさんな声。
「ん?誰だ??」 と思って、振り向くと…
そこには気管切開をしていた患者さんが車椅子に乗っている。
「○○先生。」
ん?しゃべってる…
ほ~、しゃべってる…
はっ?!しゃべってる!!
!
すごい!気管切開すると声出ないんです。気管に穴あいて声帯がふるえないから。でも、その方、気管に挿入する器具で「メラソフィット」という発声できる器具に変えて練習してました。言語聴覚士さんがベッドサイドで指導してたけど…、声出てるときなんか見たことなかった。
はっきりと発音できていて、ホント普通に話している。その姿に感動した。今まで全く声出なくて、唇の動きや手のひらに指で文字書くことでコミュニケーションはかってたのに。
患者さん本人も家族の方も生き生きした表情で喜んでいた。看護師みんな感動。ウチも思わず仕事中にも関わらず涙してしまった。本当にすごいや。
しゃべれなかった人がしゃべれるようになる、
食べれなかった人が食べれるようになる、
歩ける人が歩けるようになる。
そんな、人の生命力の強さを感じられる脳外科、神経内科の病棟はいいもんだなぁ。本当によかったですね。頑張った成果ですね。おめでとう。