今日は脳血管撮影(アンギオ)という動脈から造影剤を入れて頭部を撮影し、脳の血管系の所見を介して病巣を診断する検査を受ける患者さんを受け持った。
検査前には、検査説明や入浴、除毛、点滴準備などなど盛りだくさん。
それも明日オペなので、術前処置やオペ準備という特典つき。
朝からいつも通りテンパって、落ち着こう落ち着こうと言い聞かせてた。
今日テレビの占いで「マイペースでいきましょう☆」と言われてたし、まだまだ病状の軽い患者さん中心で受け持たせてもらっているけど、あれもあるこれもある…と、本当にいっぱいいっぱいになる。やけど先輩たちは重症患者さん、たくさん受け持ってるにも関わらず、行き届いていて、かつ私のフォローまでしていただいて、ホンマすごいです。かっこいいです。あんなふうになれるのかしら??とやや不安がよぎります。知ってた以上に自分がどんくさいと分かったから。
まぁ、死んでも治らんどんくささなら、このまんまでぼちぼち頑張るしかないですかね。
今日、鼻から管を入れて注入食で栄養を摂っていた受け持ち患者さんが嚥下造影(VF)をして、飲み込み良好ということで経口摂取可能になりました。どんどんレベルが上がってきました。家族も喜んでいたし、本人も相当なストレスがたまっていた時期だったからよかったぁ。
というか、その患者さんにストレスをかけていた一要因は自分の対応にもあると感じています。ごめんなさい。。。 だから日勤帯の最後に、その患者さんのところに行ってねぎらいの言葉をかけました。
そしたら、「あなたがよぉしてくれたからです。」と言われてしまった。嬉しくて泣きそうになったけど、有難い言葉ゆえに、今までの自分の対応の悪さが恥しくなりました。まだまだ、うわべの看護の気がする。