今日から学校が始まりました。今、パソコンの教室にいます。教授が、外国の人に、この学校の情報科学の指導について説明している様子です。
その先生は英語ができないので通訳の人が一人います。 うーん。確かに先生はずっと通訳の人に話しかけています。たまに、チラっと本人(外国の人)を見る程度です。セントフランシスホスピスに行った時、マイケルさんの言っていたことがよくわかります。
亜希さんからこの感想を頂いて安堵しました。ナコスの研修、医療現場見学では、通訳を使わない方針を選んだからです。正解だったと思っています。確かに、皆さん、英語で高度な専門分野の説明を聞く能力はありませんでした。しかし、もし必要なら、後日、ペーパーにして情報を渡せばよかろうと考えていました。それよりも、皆さんが、病院で出会った人達、一人一人の名前や顔かたち、人柄などを正確に心にとどめていらっしゃったので驚きました。メールアドレスも貰っていた。しかも、英語説明もかなりの部分つかんでいらっしゃった。通訳を介すると、こうはいきません。説明する方も、通訳を介するのではなく、聞き手が熱心な顔をしてわかろうとしている姿を見ると、思わず熱がこもり、また、いろいろな英語表現方法を探し出す努力をします。結局、英語がわかる、わからないなどといったことにこだわるのではなく、相手をわかろう、相手の言っていることの内容をわかろうとする姿勢が大切なのでしょう。