不思議なスタッフ

メモ禁止放った一言メモをする
メモきんし はなった ひとこと メモをする

最近、とても不思議なスタッフが入職してきました。
入ったばかりの時は、患者さんや業務を覚えるために、一緒に付いて見学してもらいました。
しかし、彼は私の言うことを下を向いて一生懸命メモを取るだけで、肝心の患者さんやリハビリの様子を見ようとしません。
四六時中メモを取っています。
私は見兼ねて、
「もうメモは良いから、目で見て、動いて頭と体で覚えましょう。」と言うと、彼はそのことをメモします。
「もう、メモ禁止!」と言うとまたそれをメモしようとします。
思わず私は有無を言わさずメモ帳を没収しました。
その時の彼の表情はご想像にお任せします。
普段は実習生や新人の方には必ずメモを取るようにお願いしますが、メモ禁止!と注意したのは初めてでした。
これは彼の伝説として語り継がれることでしょう…

A Strange Employee

jotting down words
as they are spoken:
no notes allowed

A very strange employee just joined our hospital.

My task was to take the new employee on observations so that he could learn more about his job and our patients. However, all he did was look down and take notes on everything I said. He didn’t bother to observe and understand the patients and rehabilitation process, which is the most important thing. He just kept up with his ceaseless note taking.

I couldn’t stand it anymore, and decided to take action. “Alright, it looks like you have enough notes for now. Why don’t you start interacting with what’s around you and learn that way?” I said. He promptly took notes on this new information. “No more notes!” I said, which prompted him to begin a new round of scribbling.

Without thinking and without asking, I snatched his notebook out of his hands. I’ll let you guess what his expression looked like at that moment.

Usually, I actually encourage interns and new employees to take notes. This was the first time I had ever forbidden them. People are probably going to talk about this episode until it turns into a legend.

– Fujisaki Yukiyo
– English by Chay Schiller

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4 Responses to 不思議なスタッフ

  1. YokoKelley says:

    思わず「はっはっは』と笑わずにはいられません!
    このジギタル時代、若い人は書くのが苦手といわれているのに!
    何かの症状かな、とも考えましたが、そうでもないようですね。

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  2. YukiyoFujisaki says:

    陽子さん
    お久しぶりです!
    他の言動や他者との関わり方をみても、私はおそらく何かの症状ではないかと思っています。
    ノーマンさんのご専門の領域かもしれません…
    でも、グレーゾーンかな、と感じます。
    私も含め、医療従事者は変わり者が多いように思いますし…
    彼が早く溶けこめるよう対応を考えているところです!

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  3. YokoKelley says:

    彼をここではXさんとしておきましょう。Xさんはせっかくこの仕事を望んでいらっしゃるのでぜひ続けて頂きたいですが、人と接するのが苦手だと難しいかもしれませんね。私が考えているのは、人工器具、とくにコンピューター制御(computer-controlled)の領域がぐんぐん発展している現在、きっとXさんにぴったりの分野がみつかるのでは、ということです。
    これ、あくまでも地球の裏側に住んでいる者が言っているのだとお含みおきください。

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  4. YukiyoFujisaki says:

    私もそう思います。
    彼がどのように実習を乗り越えてこれたのか不思議です…
    私もあまりに向いていない実習生に会った場合、本人にそのことを気付いてもらうようじっくり話たり、学校の先生に伝えたりします。
    彼には今、実際に動いてもらって、わからないことに直面した時に、適切なタイミングで、適切な相手にたずね、解決策を見出して行動する、というソーシャルスキルトレーニングのようなことをしてもらっています。でもこの忙しい現場、リスクにあふれた現場でいつまでもそんなことはしていられません。
    本当にどうしていいのやら…

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