ある患者さんのお話

今日、ある患者さんとお話する機会がありました。
その方は初めてお会いする方でした。
問診で、「普段運動をされていますか?」と尋ねると以下のようにお話しされました。
「昔はマラソンをしていたけれど、病気をしてからは難しいので、代わりに毎日2~3キロ歩くようにしています。
家でもできることは何でも自分でするよう心がけています。」
その次に少し悲しそうな顔をしてお話されました。
「でも周りの人からは、『あなたは元気そうでいいね。』とまるで嫌味のように言われます。」
私は彼は素晴らしいと思います。ご自分の健康を維持するためにとても努力されているのです。
私たち医療従事者は、患者さんがよくなるよう努力します。でもご本人の意思と努力がなければ、よくなりません。
私はその方にこうお伝えしました。
「ご自身の体の健康を保つために努力をされていることは本当に素晴らしいことです。
身体的な後遺症がない限り、周囲には病気であることはわかりません。周囲からの理解が得られず、苦しむ方は多いです。
おつらいこともあるでしょうけれど、周囲の言うことにはとらわれずに自信をもって、どうぞ続けてください。
そして、『私は病気になったけれど、自分の健康を保つために努力している。』と胸を張って、周りの人にも同じようにするよう教えてあげてください。」
私はその方にたくさんの自主トレーニングの課題をお渡して説明しました。
その方はとても安心し、晴れやかな表情をして帰ってくださいました。
とてもうれしく思いました。
そして他のスタッフから、その方がとても喜んで帰ってくださってたということを聞き、さらに嬉しくなりました。

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