Dr.Yoko Kelley ネブラスカ便り 112




蜂よ がんばれ


おそらく「蜂の数が激減している!殺虫剤がその原因」というニュースをご存知の方は多いと思います。オマハで発行の週間新聞(The Reader、 Aug. 8-14,2013, Vol 20 No. 26)に当該の記事を見たときは格別新しい情報を期待しませんでしたが、読んでみるとたいへん教示に富んでいましたのでご紹介します。

記事の著者はTim McMahanさん(記事を参照することについてはe-mailで連絡済み)。蜂の数が激減していることが事実であると知った著者は、ネブラスカ大学のリンカーン校(他はネブラスカ大学オマハ校)の昆虫学教授Marion Ellis博士をインタービューし、減少の原因を次のようにまとめました:

1.蜂に寄生するダ二 Varroa他5種の病気 2.Neonicotinoid を含む殺虫剤 3、近年、穀類生産が重要視されているため、アルファルファ等の蜂の食料が減っている 4.他の地域で蜂による授粉(pollination)が必要なため、蜂が移動させられるが、これは蜂にストレスをあたえている。その例として、ネブラスカの大部分の蜂はカルフォルニアに運ばれ、アーモンドの授粉に使われている。

この記事が他の同種の記事にくらべて優れていると思ったのは、そこで我々一般人はどうすればよいかを述べている事です。著者はEllis博士の言葉として『花を植えよう。殺虫剤の使用は最小限に』更に『事実に恐れをなしてとまどうのはいけない。自分にできることから手を付けよう』と言っています。

この記事を読んで以来、庭に出ては蜂を探していますが、やはり「いない!」
しかし、ここでがっくりせず、とにもかくにも花を植えよう。

蜂さんもがんばってね!


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2 Responses to Dr.Yoko Kelley ネブラスカ便り 112

  1. YokoKelley says:

    著者のTim McMahan に記事がたいへん参考になることと内容を引用する旨のメールを出しておきましたが、 早速、McMahanさんから「世界中の蜂の状況が好転する事を望みましょう」と返事がきました。また、McMahanさんはご親切にもこの往復2通のメールをネブラスカ大学のMarion Ellis教授にまわしてくださいました。
    今日、外出のついでに蜂が好むといわれるサルビアの花を2鉢と蝶々の好きなButterfly bushを買いました。

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  2. Dolce says:

    陽子さん

    小さな驚きからこのような温かいやりとりが発生しているのは素敵です。
    「事実に恐れをなしてとまどうのはいけない。自分にできることから手を付けよう」
    というご忠告も素晴らしいです。

    ありがとうございます!

    美智子

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